雲間の朝日に想うこと


< 相手の笑顔は誰が創るのでしょうか >


只一言、
言葉を交わせば。

結果的に、
避けられたに違いない。





二人の行為が、
無駄か、
無駄で無いかと問えば。

答えは「無駄」だ。



的確な役割分担を以て、
二人が、
お互いを補い合う関係かと問えば。

答えは「否」だ。










けれども。









想いが、
其処に在るから。

確かな繋がり故に、
産まれた結果論だから。




此の負の結果も。

笑顔の肥やしへと、
成長出来るのだろうか。



















記念の日を、
飾り彩る為に。



想い描いた、
其の品と。

想い浮かんだ、
姫の笑顔。





其の笑顔を、
俺は得られなかったけれど。










 「これ、お土産。」

 「小坊主も買って来たの?」

 「俺、二本も呑めないよ?」

 「馬鹿じゃないの?」












二本並んだ、
紅い葡萄酒は。

二つ並んだ、
お互いの想いは。








想いも掛けない姫の笑顔を、
創り上げてくれる。






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References
 Jun.19 2004, 「今日は記憶に値する記念日ですか」


2004年06月22日(火)


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History
2003年06月22日(日) 想いを返せぬ時なのでしょうか





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小坊主
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