人には、 慣れが在るから。
人には、 周囲の環境に順応する能力が、 備わるから。
自身の感覚は、 生じた過去に応じて、 変化するけれど。
其れは飽く迄、 自身から周囲へ向かう、 相対的価値観で。
絶対的物差しでは、 測定されて居ないのだ。
其れ故に。
波乱が常で。
通常の波乱は、 最早、 波乱では無いかも知れないけれど。
其れを、 波乱と感じられる感覚が。
きっと、 肝要なのだ。
けれども。
生じる出来事を、 常に、 突拍子も無く感知する事は。
或いは、 相手に対する想いの不足を、 証明するのかも知れない。
誕生日の、 御祝いに乗せて。
新婚生活の様子を聞く為の、 文で在る筈だったのに。
今回の応えも、 端的な事実の突き付けだった。
「おめでとさん♪」 「そろそろ新婚生活だっけ?」
「ありがと。」 「んで、この前別れた。」
あの子の想いは。
再び惑い、 渦の中へ流れて居るんだろうな。
---------- References Aug.02 2004, 「挑発の応えに成り得る質でしたか」 |