雲間の朝日に想うこと


< 満を持した崩壊でしょうか >


眼前に一つ、
基準と成る壁を、
築き。

其の境界を、
頑なに、
護り続ける事。



其の、
自身を律する想いこそが。



想いが、
臨界に達し、
遷移し、
圧潰して終う事から。

逃れる為の、
其の術なのだと。





本能的に、
知って居るのかも知れない。







其れ故に。


壁の上へ、
更に、
一条の有刺鉄線を張り。

自律に加えて、
痛覚でも、
自身を戒めるのだけれど。











抑も。



想いは、
其の痛みを乗り越え。

想いは、
其の壁を形骸化する物に、
他ならないのだ。

















 「後戻り出来ないね。」
 「お泊まりしちゃったら。」



自身を委ねた、
歯止の、
其の壁は。

自身を律する壁の様に、
振る舞うけれど。










其の想いに、
辿り着いた時点で。








 「そうかな。」
 「もう戻れないんじゃ無いの?」


壁の役目など、
既に、
失って居るんだよ。

きっと。





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References
 Jun.10 2006, 「間合いを謀って居るのでしょうか」







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2006年06月22日(木)


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History
2005年06月22日(水) 波乱と感じるべきなのでしょうか
2004年06月22日(火) 相手の笑顔は誰が創るのでしょうか
2003年06月22日(日) 想いを返せぬ時なのでしょうか





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