雲間の朝日に想うこと


< 未だ暫くは効くのでしょうか >


少しずつ、
少しずつ、
疎遠に成り。

少しずつ、
少しずつ、
互いの動向が不明瞭に成る。




決して、
其の距離感を離そうと、
意識せずとも。


徐々に、
徐々に、
其の距離が離れ行く事を、
実感する。









今。

此の日に与えられた、
役割は。





互いの近況を、
知る為では無く。

互いの抱える想いの渦を、
整える為でも無く。



毎日の濃霧に紛れ、
互いを見失いつつ在る事を。

年に一度、
確認する為の日付なのかも知れない。
























一年を経て。

益々、
互いの近況を失いながら。






 「誕生日おめでとう。」

 「ありがと〜!」


表面を漂う、
変わらぬ祝辞に。

君の、
変わらぬ返信。






















 「毎年ありがとね。」
 「小坊主だけだよ。」


嘗ての、
君の一言は。

結構、
効き目が強いね。





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References
 Apr.15 2004, 「後何年間続けるのでしょうか」







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2008年04月15日(火)


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History
2007年04月15日(日) 其れは理由と言える代物ですか
2006年04月15日(土) 迷いに変化したのでしょうか
2005年04月15日(金) 拒絶は無くなったのでしょうか
2004年04月15日(木) 後何年間続けるのでしょうか
2003年04月15日(火) 夜桜は切ないですか





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小坊主
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