雲間の朝日に想うこと


< 向き逢う気には成らないのでしょうか >


真剣を交える、
其の場に。

確かに、
相応しく無いかも知れないけれど。



其の場に、
緩衝材が存在する事が。

互いの拠り所にも、
成り得るから。



切っ先を鈍らせる、
笑気は。

全否定される物では無いのだ。







けれども。






飽く迄。

其れは、
真剣が交わる事が前提で。



端から交える気の無い、
其の場に。

笑気など、
招かぬ方が良い。

















正負両極の、
数々の想いを解き放ち。

正面切って、
俺に、
受け止めさせて置きながら。


自身は、
斜に構えて。

此れからも、
想いの圧を逃がして終おうと、
するのだろう。















一向に、
正面へ向き逢わぬ気の姫に、
痺れを切らし。


 「あのさ。」
 「結構真剣に聞いてるんだけれど。」


怒気を込めて放った、
言葉を。


 「左へ受けながす〜ぅ♪」


姫は。

明後日の方向に、
熨斗付きで、
放り投げて終うのか。
















此れ迄も。

此れからも。


想いは、
届かなくて当たり前なんだろうな。






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2007年06月16日(土)


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2005年06月16日(木) 嫌だから陰性と言うのでしょうか
2004年06月16日(水) 相手の自分を許容出来ますか
2003年06月16日(月) 恋煩いだと片付けて良いのでしょうか
2002年06月16日(日) もう少しだけ潜ってますか





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