日々、 自身の周囲で起こる、 出来事には。
軽も重も、 混濁して居るから。
其の、 僅か一つで。
自身の流れを、 大きく変化し得る出来事が、 在るけれど。
其の、 僅か一つに。
自身の流れを、 変えられたくは無いと、 希う事は。
何の不思議も無い。
其れ故に。
流れを、 大きくうねらせる能力が、 備わった出来事には。
例え、 画面から流れる、 創られた世界でも。
過剰に、 反応して終うのだろうか。
新たな芽吹きを、 予感させる、 其の幸福の線は。
姫の、 或いは俺の。
日々の流れを、 確実に、 変化させるけれど。
「出来たからって一緒になるのは。」 「嫌だからね。」
飽く迄、 姫は、 拒絶の意志を宣言して居るのだ。
「私も、陰性検査する?」
陰性と、 決め付けた上で。
物語と同様に、 新しい命の検査をすると、 巫山戯る意図は。
何処に在るの? |