雲間の朝日に想うこと


< もう少しだけ潜ってますか >


もう逢えないかと、
覚悟を強いられた後だから。

言葉すら交わせない週末の寂しさも、
また逢える事を想えば、
全く苦にならない。




危険を察知したら、
素直に地面に潜れば良い。

嵐が過ぎるのを、
大人しくやり過ごせば良い。



次々に嘘や狡賢さが浮かんで来るのは、
俺や貴女が小悪魔だからでは無い。

俺も貴女も、
まだお互いを食い尽くしていないから。





ほとぼりがさめたら、
また穴から這い出て来れば良い。

お互い舌を出し合って。


2002年06月16日(日)


----------
History





Add MyEnpitu

小坊主
MAIL