例年通りの大晦日。朝から原稿書き。新刊本にようやく取り掛かっている大晦日。

　今年の振り返りをしておきたい。
　
　大学人としては5年目が過ぎた。講義は「教師論」「教育課程論」「生徒指導」「小学校教育実習特講」「学校ふれあい体験」「教職実践演習」を前後期で担当。学生の発言をつなぎながら深める講義ができるようになり、講義がますます楽しみになった。実習委員長としての4年目は教育実習課の皆さんに助けていただき、なんとか終えることができる見込み。愛知県内へのつながりを今年も作ることができた。名古屋で6月に開催している「教育フォーラム」も3回目が盛況で終了。ゼミ生は、歴代ゼミ生を含めると、1期生12名、2期生10名、3期生9名、4期生13名、5期生14名、6期生7名で合計65名となった。大所帯ゼミのよさをひしひしと感じる日々。

　文部科学省委員として二つの事業（「学校ＩＣＴ環境整備促進実証研究事業に関する調査研究　統合型校務支援システム導入実証研究事業」「新時代の学びにおける先端技術導入実証事業（エビデンスに基づいた学校教育の改善に向けた実証事業）」に関わらせていただいた。いずれも3月に成果発表会を迎える。大いなる成果が発表できる自信あり。

　関わりをいただいた学校は1回のみの訪問も含めて28校。うち研究発表会が3校。こうしたこともあって、おかげさまで2019年講演回数（落語も含む（笑））は114回となった、ちなみに2016年は108回、2017年は92回、2018年は125回。有り難いに尽きるが、先日の忘年会で赤坂先生が言われた「年間120回はジャンプのＫ点と同じで危険領域。限界」とは同感。来年こそは己の力を考えて縮減へ。すでにそのように動いている。お許しをいただきたい。

　単著発刊2冊「働き方改革時代の校長・副校長のためのスクールマネジメント・ブック」（明治図書）「中学校　数学の授業がもっとうまくなる５０の技」（明治図書）。原稿掲載は連載が4誌「ＰＨＰ　学校の快談ホッとするいい話」「総合教育技術　笑顔でつながる学校づくり」「月刊プリンパル　校長の裏ワザ」「週刊教育資料　玉置崇の新学習指導要領　現場での生かし方」。いずれも連載は来年も続く。その他、特集などで取り上げていただくこともあって、多くの発信（69本）ができた。

　研究室ＨＰのアクセス数は50万を超えて、今年もたくさんの方に訪問いただいた。ゼミ生が訪問先で「あの記事を書いた人だね」と声をかけてもらうことも多くなり、大いなる励みになっている。「毎日クリックしています」という過去のゼミ生もいて嬉しい限り。

　授業と学び研究所の活動も充実し、こちらでも数校と関わりを持ち、新企画の実証をしていただいていることに感謝。教育と笑いの会も12回目終了。我が研究所らしい、我が研究所だからできる活動は来年も続けたい。

　こうして書いてみると、すべては支えていただける皆さんのおかげ。年末に廃車にしなければならないほどの事故にあったが、傷一つしなかったのは幸運。母親がまだこちらへ来てはダメ！とあの世で言ってくれたようで、来年も体調に気をつけて歩みたい。

　今年最後の研究室ＨＰ記事は安藤さんの記事2本。11月27日の模擬授業の振り返り、12月11日のスピーチ振り返り。最後は、僕の新年のご挨拶。

＜1月の講演・口演＞
7日　愛知県みよし市新年教育研究大会で講演
9日　北名古屋市立天神中学校講演
11日　岡崎市立額田中学校で向さんと「いのちの授業」
17日　鳥取県三朝町立三朝中学校で指導助言
22日　学校改善をはかるマネジメント能力の育成〜ミドルリーダーへの道〜（鹿児島）
23日　尾張旭市立城山小学校で指導助言
27日　尾張旭市立渋川小学校で指導助言
28日　東員町立東員第一中学校で指導助言
30日　名張市立南中学校で指導助言

2018年12月31日(月)　大晦日も幸せなことに原稿書き
2017年12月31日(日)　2017年の大晦日
2016年12月31日(土)　2016年大晦日
2015年12月31日(木)　機能に続いて「両親のお祝い会」
2014年12月31日(水)　今年も良い機会をたくさん与えていただきました
2013年12月31日(火)　無事大晦日を迎える
2012年12月31日(月)　感謝、感謝の1年
2011年12月31日(土)　23年を振り返る
2010年12月31日(金)　2010年も大変お世話になりました
2009年12月31日(木)　２００９年もありがとうございました
2008年12月31日(水)　今年を振り返る
2007年12月31日(月)　２００７大晦日
2006年12月31日(日)　今年最後の本
2005年12月31日(土)　終日、桃花台百話のデジタル化作業
2004年12月31日(金)　今年も恵まれた１年
2003年12月31日(水)　１年を振り返って