三楽の仕事日記
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2005年12月31日(土) 終日、桃花台百話のデジタル化作業

 今日は終日コンピュータにむかって「桃花台百話」のデジタル化作業。3年1・2・3組118名+教師が作った成果をなんとしても皆さんに見てもらいたいという一心。目がしょぼしょぼする中、20時くらいにほぼ完成。今年最後の仕事を終える。

 今年の元旦にこの日記に書いた目標は以下の通り。
 校長2年目としてのビジョンをしっかり提示し、少なくても5つ以上の学校改革を実現する。
 昨年以上に授業を見て、授業の「攻めと受け」の部分の「受け」を充実させるための研究を行う。授業の「受け」を話題として1時間以上は話せるようにする。
 毎月2本の雑誌連載の機会を、自校の教育活動充実に活かせるようにする。
 落語家さんとの二人会(教育を語る&落語口演)を開催する。
 「振気」HPの更新頻度を上げる。少なくとも1週間に1度は更新する。特に自己満足コーナーの充実を図る。

 の5つ以上の学校改革は実現できた。特に子どもたちが明るい挨拶ができるようになったということは大きな改革。11月の研究会でもみなさんから認めていただけた。地域ふれあいフェスティバルについては皆さんに知恵と力を借りて、新たな一歩を踏み出すことができた。これも大きな学校改革だった。

 の「受け」の研究は、まだまだ。「受け」を中心にした講演は、3カ所ほどで試みた。構成にもう一工夫が必要だったと反省しているが、なんとか目標達成と言っていいだろう。11月の授業でも僕の「受け」の技術についてはしっかりと示すことができた。またあの授業をきっかけに数学授業論議が続いているのがうれしい。

 の毎月2本の雑誌連載は、あと1本で終了となった。自校の教育活動にはもちろん活かすことができた。我が校の先生方をいろいろなところで紹介できたことはなりより。IT関連では予想以上にいろいろとつながりができて、あちこちで光ヶ丘中のIT授業が広がったこともうれしい限り。

 の落語家さんとの二人会はできなかった。来年こそ実現したい。ただし、今年は落語の出前依頼が実に多かった。秋には10カ所ほど回った。こんな年は珍しい。古典芸能関係では、学びセミナーの一環で縄文落語の上演、上方講談+社会科授業との融合ができたのは、思ってもみない展開。これはラッキーだった。

 の「振気」の更新頻度は上がらず。トップページの入れかえもそろそろ考えなければ。この日記は読んでいただく方が徐々に増えていて大きな励みになっている。自己満足コーナーは今思えばいっぱい載せたいことがあったのについつい賞味期限切れ。これは後悔。

 2005年、校長2年目として、ますますやりたいことが生まれてきた年だった。いつもこんなことをやってみたい、あれも試みてみたいという気持ちを持っていた。それを押さえるのが苦しいくらいだった。

 それはなりよりも生徒が頑張ってくれたこと、先生方が精力的に動いてくれたこと、保護者や地域のみなさんの応援がいただけたこと、そして、そのほかいっぱい僕に助言や励ましをいただけた温かい皆さんに恵まれたからだ。今年知り合った方々も本当に数多い。そしてその方々はこの先ずっとおつきあいをさせてもらいたいと思う魅力的な人ばかりだった。こんな幸せな年はあるだろうか。充実した1年だった。ありがとうございました。

 皆さん、よいお年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願いします。 


2004年12月31日(金) 今年も恵まれた1年
2003年12月31日(水) 1年を振り返って