三楽の仕事日記
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2019年07月11日(木) |
尾張旭市立渋川小学校指導助言 |
午前中は原稿書きに必死。依頼を受けたときにスケジュールに〆切日を記録しておかなかったことから、依頼そのものを失念していて、催促をいただきビックリした状態。午前中に送ることが出来、夕方には「確かに受領しました」と返答をいただき、ほっとする。本日届いた数学教育8月号。次号予告に僕の名前が・・・。こういう状況になっていたんだと全身汗。
午後は3年目となる尾張旭市立渋川小学校へ。とてもお若い校長先生。お顔を見ると、以前から縁をいただいていた方で、派遣文書の校長名でピンと来ていなかったのが恥ずかしい(笑)。拙著「スクールマネジメントブック」を校長・教頭先生お二人とも買っていただけた。ちょっと押し売り(笑)。感謝。
4年生の道徳授業。授業冒頭のちょっとした子どもと教師のやりとりから、安定した学級経営がされていることが伝わってくる。会話を楽しんでいる子どもたち。前時の道徳科ふり返りシートを6人ほどに読ませる取組。いわゆるポートフォリオ活用で感心。朗読は教師。時折、質問を入れて子どもたちを物語に引き込む。
展開前半は、4人でホワイトボードを活用した話し合い。ホワイトボード・ミーティングの「しつもんのわざカード」活用。対話を意図的に生み出そうという試みあり。ボードに書かれた子どもの考えすべてに一言コメント。スピード感あり。子どもはどんなコメントがもらえるか楽しみで集中。
子どもたちから出された言葉を使って、教師の意図的なゆさぶり。これが功を奏し、子どもたちは「そうじゃなくて・・・」などと一斉に話し出す。そこで「本当の思いやりとは?」にスムーズに展開。
子どもの発言をつなぎながら価値理解をより深める見事な展開。最後はふり返りシートに各自で記入。また独自に開発された「こころのカード」を活用しての道徳的判断力をつける活動が締めくくり。実に見事な授業。
撮影した写真を取り込んでプレゼンづくり。図書室で、みなさんのワールドカフェ方式による授業検討会を参観。その後、40分間ほどで指導助言。なぜ対話が必要なのかをいくつかの資料をもとに説明。その後、授業写真を示しながら授業技術も含めて価値付け。
校長室に戻り、校長先生らと福島県大熊町の様子や飛び込み授業の様子を話すなど四方山話。帰宅。体調は戻らず(泣)。尾張前座会は申し訳ないけど欠席をさせてもらう。
研究室HP記事は2本。6月9日の本学フォーラムでの学び記事発信。高桑さんと二宮君、高橋さんと大久保君。いずれも4期生と5期生の組み合わせ。5期生にとっては先輩の記事からも学ぶことは多々あるはず。
明治図書サイトを見ると、拙著がけっこうランキング入りをしている。数学授業もっとうまくなる技は11位、スクールマネジメントブックは18位、スクールリーダーの仕事術本は70位。ちなみにここをクリックしていただくと、拙著の明治図書本一覧を見ていただける。順位は日々変動(笑)。
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