三楽の仕事日記
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2017年10月15日(日) |
未来をつくる教育フォーラム2017に登壇 |
早朝に起きて少し仕事。7時過ぎに家を出て、味岡→名古屋→東京→御茶ノ水へ移動。ソラシティカンファレンスセンターで開催される「未来をつくる教育フォーラム2017」 へ。
会場下見、昼食(パネリストの藤井先生とは「学びの共同体」の話題で盛り上がる)、パネリストの皆さんと簡単な打合せ。
開会の挨拶では、自立学習、協同学習、クリエイティブラーニングの重要さが語られる。
その後、最初のセミナー。「協同教育を土台としたアクティブラーニングの授業」と題した和歌山県有田市立宮原小学校前校長、藤井英之さん、現校長の下田喜久恵さんによる精力的な授業改革報告。キーワードは、「子どもと子どもをつなぐ教えない授業」。多くの子どもの写真が実践の確かさをしっかり物語る。なるほど!
第2のセミナーは、「クリエイティブラーニングとしてのプログラミング学習」と題してMITメディアラボ博士研究員の村井さんによる発表。「プログラミング学習」はまさに旬の話題。「プログラミング学習」をクリエイティブラーニングにしていくまでの重要性が語られる。失敗している実例にインパクトあり。
続いて第2回子ども白熱会議。6名の子どもが登壇したが、いやあ凄い!視点の豊かさ、語彙の豊富さ、主張の明確さなど、唸ることばかり。モデレーターの下向さん、この人、うまい授業も出来る人。授業技術が光る進行。
そして、「マルチステークホルダー パネルディスカッション」。僕がモデレーター。パネリスト5人。テーマは「2030年の社会を生き抜く子どもたちにどんな能力が必要になってくるか、それに伴い、日本の教育はどのように変化させるべきか」。
さすが選ばれたパネリスト。主張が明確で進行がしやすい。時々ツッコミ。塾経営の稲葉さんには、「結局、塾は点数を上げないといけないでしょ」、フィンランド出身のミッラさんには「日本はフィンランドの教育に学べという時期がありましたが、フィンランドの実態は?」、協同学習の藤井先生には「子どもの力を抑えているのは教師と言われましたが、協同学習はそれを解決するのですか」など。二人の高校生からは、「だれもが主体的になるのは難しい」といった主張もあり。笑いをとりながらディスカッションを盛り上げる必要がなく、きっちりした話し合いができた。手元PCに送られてくる会場参加者のつぶやきも加味しながらの進行は初めて。進行の疲れはいつもの2倍(笑)。
移動してホテルで懇親会。乾杯の音頭。登壇いただいた皆さんをはじめ、多くの皆さんと交流。中座。22時過ぎに帰宅。
研究室HP記事は3本。まずは吉田君による自身の模擬授業振り返り。吉田君の授業を通しての学びを古川さん。寺坂君は職場体験に来た中学生への指導についての知見。
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