三楽の仕事日記
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2014年08月19日(火) 第46回学習工学セミナーで登壇

 本日も休みをとる。第46回学習工学セミナーに参加。今年度は強い要請を受けて、このセミナーを主催している学習工学研究会の副会長を仰せつかっているので、集合時刻に遅れるわけにはいかない(笑)。7時に家を出て、会場の名古屋情報メディア専門学校に8時着。役員で打合せと準備。

 僕と金城学院大学の長谷川先生とで、一つのワークショップを運営するのが、午前の仕事。ワークショップは「スマホ・ケータイ トラブル対策 〜保護者とともに対策を考えるための「しゃべり場」講師養成講座〜」というもの。つまり、小牧発で行った「ゲーム機・スマホを知ろう〜子どもを守るためのしゃべり場〜」を参加者が講師となってやれるようにするために開かれたワークショップ。

 まずは僕が、20分ほどかけて、「しゃべり場」が生まれた経緯、「しゃべり場」開催の手順、盛り上げるためのノウハウなどを話す。続いて長谷川先生が、「しゃべり場」の流れにしたがって、詳細な説明。僕は時折、その実際を話す。

 後半1時間は会場を移動して、グループになって与えられた課題に対して協議。発表。まとめ。あらためて「しゃべり場」パッケージはよくできていることがわかった。

 まとめの中で、小牧中の2学期に取り組もうと考えていることを紹介(保護者と生徒との話し合い・LINE開発の授業実践)。質問などを受けて、無事3時間のワークショップ終了。

 お弁当を食べながら総会の打合せ。

 午後は、聖心女子大学教授の永野和男先生の講演から。演題は「ICT時代に必要とされる新しい学力」。本研究会が50周年を迎えていることの価値づけをしていただき、ひとり1台のPCといわれるように洗練されたPCは、本当の意味での学習の道具になりつつあると主張。子どもたちはこの道具でどのような能力を磨くべきか、これを様々な角度からご提言。1時間の講演。

 5分の間を開けて、すぐにシンポジウム開始。コーディネーターは名古屋大学大学院の大谷尚先生。パネリストは、講演者の永野先生、金城学院大学の長谷川先生、僕の3人。講演者がパネリストに入るのが、本セミナー・シンポジウムの特徴。

 打合せはまったくなし。永野先生の講演をお聞きしながら、シンポジウムの話題となりそうだと思うこれまで作ってきたプレゼンシート(写真)を取り出して並べておいたものの、大谷先生がどのように振ってこられるかはまったくわからない。

 いつものように胃がきりきり。大谷先生は、永野講演まとめのあと、僕を見つめられる(笑)。話すしかない。どのような道具であっても、教師が子どもの力を見限っていては子どもの力は発揮できないと主張して、「生徒情報発信部」の設立理由を話して、彼らが撮った写真を紹介。会場がどよめく。つかみは大成功。

 その後は、協働学習や、教員の力量向上のことに話題が流れて、なんとか最後まで実例を示しながら、パネリストとして主張することができた。

 会場からの質問(人を育てることの実際)に応えて、「PTAを育てる」と題して、小牧中の実際を話す。最後は、校長とPTA会長の共著紹介。ちなみに本購入はここから。いい流れにもってこられた(笑)。




 このセミナーのシンポジウムは、例年、評価が大きく分かれる。あちこちに話題が振れるからだ。今回は1本の筋がきちんと通っていたと思う。何人からとても良かったという評価をいただく。一安心。

 心地よい疲れを感じて自宅へ向かう。やらなければならないこと山積みで、その対応。明日は豊橋で算数・数学講演。その内容の最終確認。


2013年08月19日(月) 採用塾と現況報告
2012年08月19日(日) 今日はいくつかのことができた日
2011年08月19日(金) 海部地区算数・数学教育研究会にて
2010年08月19日(木) 第42回教育講演会
2009年08月19日(水) 尾張教育懇談会出席
2008年08月19日(火) 神田知事の高話
2007年08月19日(日) 24時間テレビ
2006年08月19日(土) 第11回教育実践 茅ヶ崎「響の会」に参加
2005年08月19日(金) 明日から使えるGC活用研究会内容審議
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