2009年03月01日(日)  乾電池でガスが点く

思い返せば去年からガスコンロの火が点きにくくなっていた。着火までの時間が日に日に延び、ガスがずいぶん出てからボッと点くので、危うく髪を焦がしそうになったことも二度三度。掃除怠慢による目詰まりが原因だとばかり思っていたのだけど、昨日の朝、3つあるコンロがすべて何度やっても点かないという事態になり、故障を疑った。

困ったときは、まずネット検索。「ガスは出ているのに火が点かない」で調べてみると、ずばり同じ悩みを抱えた人が質問掲示板に書き込んでいて、「乾電池が切れているのでは」という回答がある。電池が切れてガスが出なくなるということがあるのか。そこで、東京ガスのサービスステーション、エネスタに電話で問い合わせてみる。「すみません。ガスが出ているのに、火が点かないんですが」。応対に出た女性に、「ガスが出てる? ガス漏れですか?」とあわてられ、「いえ、ガスが出てるではなく、ガスは出るのに火が点かない、です」とこちらもあわてて修正。「この時期ですと結露なども原因に考えられますが、最後に乾電池を取り替えられたのはいつでしょうか」との答えを得た。

最後にどころか、結婚するときに越してきて8年あまり、コンロの電池を替えたことは一度もなかった。早速取り替えてみると、あら早い。ひねると同時に火が点いて、あっさり問題解決。それにしても、なぜ電池で火が点くのだろう。ガスのくせに最後は電気頼みというのが腑に落ちない。火を点けるたびに電池を使う割に8年も持つということは、電池の貢献度は極めて低いのかもしれない。会社勤めしていた頃は家で料理するのも週末ぐらいで、ガスコンロの出番が少なかったことも電池の延命につながったのだろうか。「8年もよく持ったね」とダンナに言うと、「我々だって8年持った」。結婚生活も消耗品で、お取り替えがあるのでしょうか?

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