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2015年05月19日(火) |
「海外での武力行使容認=宮沢首相見解を変更―政府答弁書」←安倍内閣は憲法9条を無視しています。 |
◆記事:海外での武力行使容認=宮沢首相見解を変更―政府答弁書(時事通信 5月19日(火)11時52分配信)
政府は19日の閣議で、海外での武力行使は「許されない」との見解を示した1991、92両年の宮沢喜一首相の国会答弁を変更し、
安倍政権が定めた武力行使の新3要件の下では「許されないわけではない」とする答弁書を決定した。
民主党の長妻昭代表代行の質問主意書に答えた。
安倍政権は集団的自衛権行使の容認に伴い、武力行使について、
(1)国の存立が脅かされる明白な危険
(2)他に適当な手段がない
(3)必要最小限の行使―との3要件を新たに設け、安全保障関連法案にも盛り込んだ。
答弁書は
「他国の領域における武力行動で、3要件に該当するものがあるとすれば、憲法上の理論としては許されないわけではない。
自衛の措置としての武力の行使にもそのまま当てはまる」と明記。
これに基づけば、他国領海内での機雷掃海も可能となる。
◆コメント:橋下なんかどうでもいいのです。安倍政権がやっているのはクーデターです。
今日(19日)になっても、橋下の「大阪都」の話なんかしてる人が多いですが、それどころじゃないでしょ?
もう橋下なんか、どうでもいいのです。
安倍内閣の答弁が「武力の行使は可能」と言ってる時点で、のっぴきならないことが起きている、
と気がつかなければだめです。
安倍内閣の答弁は、どう考えても、日本国憲法を無視しています。
六法全書なんか買わなくても、ネット上の法令データ提供システムの
日本国憲法ですぐ読めるのです。
これ、なんど書いたかわかりません。いい加減に覚えて下さい。第九条第一項。
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
国際紛争を解決する手段としての武力の行使は、永久にしない、といっているのに、安倍内閣はなんですか!
武力行使の新3要件の下では「許されないわけではない」
こんなことを言っている内閣を平然と見ていたら、だめですよ。とにかく武力を行使してはいけない。
日本が攻撃されたり、侵略されたり、したときに応戦するのは、個別的自衛権で、それは国民の基本的人権の根本、平和的生存権を守るためです。
海外で武力を行使することなど、絶対にダメです。武力行使容認の3要件など詭弁です。
国の存立が脅かされる明白な危険
海外でも武力行使ですよ?一体どういう状況か分からない。抽象的だから、いくらでも拡大解釈が可能。
安倍政権は、本来の憲法改正の手続きも踏まず、実質的に今の日本国憲法の最も重要なところ、戦争放棄の9条を
完全に無視している。
第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
に反します。もはや完全に違憲内閣です。総辞職総選挙するべき、重大事態です。
日本は、太平洋戦争後今、最も危険な状態(戦争できる国家に向かっている)状態です。稀代のペテン師、小泉純一郎ですら、
ここまではしませんでした。戦後の首相で、安倍晋三氏は、恐らく最も危険です。
こんなときに、普段と同じ気持ちでいては、いけません。わたしだって、こんなことを書くのは面倒ですよ。
だれだって、もっと楽しいことを考えていたいですよ。しかし、ことの重大性を認識しなければいけません。
どれほど、まずい状況か、よく考えて下さい。
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