JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆はじめにお礼を申し上げます。 昨日の日記(2000号)に関しまして、多くの方から、メール、コメントを頂戴し、恐懼に堪えません。 ◆記事;外資規制、明確化を=対日直接投資促進で−有識者会議提言 (5月19日13時1分配信 時事通信) 内閣府の「対日投資有識者会議」(座長・島田晴雄千葉商科大学学長)は19日、対日直接投資促進策の提言をまとめた。 ◆コメント:これじゃ、意味がわからないけど、外資系ファンドが日本企業を買収しやすくするという売国奴的提言なのです。 みなさん、それぞれ見るニュースとか新聞とかあるでしょうけど、海外の新聞が何を報じているか、というのは参考になります。 ★日本の内閣府、法人税減税などにより外資の日本企業買収を支援する改革案をきょう発表。[東京] 非常に分かり易いでしょう? Financial Times原文を見ると、 Tokyo set to relax investment stance(日本政府、投資規制緩和)と書いてある。 最初のパラグラフだけ訳します。 日本の内閣府は、月曜、法人税減税や海外からの直接投資に関する規制を劇的に緩和する事など、海外の投資家が日本企業を買収することを促進する改革案を発表する予定だ。 Financial Timesの東京特派員は、これ、どういう経歴の人なのかね。Michiyo Nakamoto(ミチヨ・ナカモト)って日本人が多くを書くのです。 その所為か、分かり易い英語が多いです。 それは、余談ですが、時事通信の書き方だと良く分かんないでしょ? でもフィナンシャル・タイムズの記事の見出しだけでも、政府が何を使用としているか、わかるでしょ? 何でもかんでも、外国資本締め出しという訳には行かないけど、ただでさえ、色々な海外ファンドが日本企業を鵜の目鷹の目で狙っているのです。 わざわざ、それに、日本人が作った日本の会社を「はい、どうぞ、差し上げます」みたいなことをしなくたっていいじゃないですか。 こういうの、「売国奴」って云うんじゃないの? 海外の資本に買収されたら、外国の会社の日本法人になるわけです。アメリカの会社など、景気が悪くなったら、まず、人員削減しますからね。 容赦ないからね。そういうことが横行して、一体ここは、何処の国なの?という状態になりかねない。 極端な話、以前、ニュージーランドは日本のように郵政民営化したら、海外ファンドに買われてしまった。 日本でそうならないとは限らない。わかりますか。郵便局が全て外国の会社によって運営されることになるのですよ。 このニュース、騒ぎにならないのが不思議です。とんでもない話だと思います。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2007年05月19日(土) 「尊敬を強く求めたブレア首相、不要の戦争で尊敬失う――フィナンシャル・タイムズ」←それでも、日本も戦争できるようにしますか?
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