JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆日記など書かなくても、社会人なら皆、知っていることですが。 一生懸命やれば、上手く行く。努力すれば、報われる。 集団的自衛権の行使を容認することは違憲である。 と200回繰り返しても人々が関心を持ち始めたのはつい最近。 しかも、集団的自衛権は国際法上当然の権利だとか。 もう一度書かないとだめですか? あれは、国連憲章の原案には含まれておりません。 国連憲章51条に集団的自衛権の記述がありますが、 国連憲章の原案・ダンバートン・オークス提案では、集団的自衛権に関する今のような規定は無かったのです。 この原案では、同盟国が攻撃・侵略されたときに、自国への攻撃と見なして武力行使をするためには、 全て国連安全保障理事会の許可が必要とされていたのです。反対したのは、米国とラテンアメリカ諸国です。 これらの国々は、1943年、チャプルテペック規約という条約を締結し、米州諸国間での集団的自衛権行使を可能にしていたのです。 しかし、ダンバートン・オークス提案のままで国連憲章が成立すると、米州諸国間での行動に支障があります。 いちいち、安保理の許可を得なければならないことになるからです。 それでは面倒でたまらんというので、 最終的に国連憲章を採択した、1945年のサンフランシスコ会議において、 普遍的に集団的自衛権の行使を認める51条を挿入させたのです。 ですから、「集団的自衛権」は国家が歴史的・本来的に有する自然権ではありません。 よく勉強して欺されないで下さい。 それにしても今更反対デモなんかするぐらいなら、どうして選挙の時によく考えなかったのですか。 原発然り。 昨年の参院選における各党の公約を見ると、自民党「だけ」が、「原発存続、再稼働」を掲げていた。 その自民党を大勝させておいて、いくら反原発デモをやっても、自民党に言わせれば、選挙において民意が 原発存続・再稼働に賛成だったのだから、と、デモなんか見向きもしないでしょう。 集団的自衛権反対デモも行われているそうですが、 政治家になった瞬間から憲法第9条を変えて日本を戦争が出来る国にしたかったのが安倍晋三ですよ? その安倍晋三が率いる、自民党を勝たせておいて、何が「憲法守れ」ですか。 デモなんかで訴える前に選挙の際によく考えろ。 その一語につきます。結局毎回、それしか、かけませんので、滅多に更新しません。 大衆というものが、これほど愚かだとは・・・・。 絶望のあまり、毎日気分が晴れません。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2013年05月28日(火) 「貸し出し本格化「まだ先」=日銀当座預金、初の70兆円台」←実体経済は好転していない証拠。
JIRO
|HomePage
|