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2012年12月24日(月) |
【音楽】ちょっとキザですが、私の人生を変えた演奏。ベーム=ウィーン・フィル、1977年「運命」 |
◆昨日に続き音楽です。
どうも、最近、私事で取り込みがありまして、文章を書くと愚痴になります。
天下国家もとりあえず、先週の選挙まで。新内閣の仕事を見てからにしたいと思います。
これは、かつてこのブログに載せた映像で、既にDVDをお持ちの方がいらっしゃいますが
(「買った」というメールを頂戴したので、間違いありません)、引用元は、
カール・ベーム ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1977年日本公演
です。
◆音楽というのは、これほどまでに人間の心を動かすのか、と思いました。
カール・ベームとウィーン・フィルは晩年、1975年、77年、80年、3回も来日しています。
カール・ベーム氏は1981年亡くなっています。80年の来日時、既に常識では、
既に十分に音楽の本場で功成り名遂げているのに、身体への負担が大きい、極東への旅をするなど、
殆ど「無茶」といっていいぐらいでしたが、カール・ベーム氏は、1975年の来日時、
日本の聴衆の礼儀正しさと音楽への情熱、ベーム=ウィーン・フィルの演奏への熱狂をみて、
DVDに付いているご令息の言葉によれば、
(父は)日本と日本の文化との恋に落ちてしまったのです。
ということで、75年、来日公演が終わりウィーンに帰っても、日本の事ばかりを話していたそうです。
もう、明日にでも、もう一度日本に行きたい、と。いう話は「カール・ベーム―心より心へ」に載っています。
私は高校生で、とてもウィーン・フィルのチケットなど買えませんでしたが、NHK・FMの生中継を録音して何度も聴きました。
音楽を聴いていて、自然にハラハラと涙がこぼす自分に驚きました。
「音楽とはこれほどまで、人間の心を揺さぶるものか」と思いました。
その演奏です。はっきり言うと、CDなりDVDなり媒体に録音されると、やはりその時の音そのままには
なりません。中継の方がまだ、臨場感のある音でした。しかし、それは言ってもしかたがない。
◆カール・ベーム ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団:ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」第三、四楽章
今から思うと、神様のようなメンバーです。
これぞ、本当にウィーン・フィル。
第3楽章と第4楽章は続けてえんそうされますが、すいません。1ファイルの時間制限の関係で、分けます
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」第三楽章
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」第四楽章
この後、長い、長い拍手があり、アンコールの序曲「レオノーレ」第三番があるのですが。
DVD、ずいぶん安くなりました。私が買ったとき(発売直後)は7,000円台だったのです。
演奏は好みですから、これが全ての演奏のベストかどうかは人によって評価が変わるでしょうが、
私は、これ以来、音楽に対して「畏敬の念」を抱くようになりました。
だから、「私の人生を変えた演奏」なのです。
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