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JIROの独断的日記
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2002年12月24日(火) 私が生物として宇宙から地球を見たとき、地球全体が一つの生命体として、広がろうとしているエネルギーを感じました。(毛利衛)

立花隆の「宇宙からの帰還」という本は、スペースシャトル計画が始まるよりもずっと以前に書かれたもので、アポロ計画に参加した宇宙飛行士へのインタビュー集である。これを読むと、宇宙へ行った人が、例外なく、それまでに経験したことのない、深い感動を覚えると述べていることが、極めて印象的である。

 月へ行った宇宙飛行士の中には、神の存在を確信したといって、聖職者になったものすらいるのだ。こうしたことはあまり知られていない。

 私が一番興味深く感じたのは次のような主旨であった(正確には手元に原本が無いので確かめられない)。

 「宇宙から地球を見ると、人類は一つなのだということが一瞬でわかる。人間同士が国境を作って、国どうし、違う民族、違う宗教を信仰する者同士が争っているなどという事が、大袈裟でなく、腹を抱えて大笑いしたいぐらい馬鹿馬鹿しいことなのだと、分かるんだ」

 ブッシュと金正日とフセインとアルカイダの幹部とイスラエルのシャロンとパレスチナ過激派etc.を同じスペースシャトルに乗せ、宇宙から地球を見てもらってはどうだろうか?


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