JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆バッハの三大宗教曲の一つなんです。 「クリスマス・オラトリオ」は、「マタイ受難曲」と「ロ短調ミサ」と並んで、バッハの三大宗教曲の一つなのです。 ◆クリスマス・オラトリオ:まずは冒頭のコーラス。 忘れないうちに始めに書いておきます。 クリスマス・オラトリオBWV 248(独語歌詞、独仏英日字幕付) ガーディナー/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ/モンテヴェルディ合唱団 です。TOWER RECORDSにもカタログ上にはありますが、HMVと同じく取り寄せになります。 さて、クリスマス・オラトリオこれは本当は1日で一度に演奏するんじゃなくて、 本来は教会暦に沿ってクリスマスから顕現節(1月6日)にかけての日曜祝日に1部ずつ分けて演奏されるものである。(ウィキペディア) そうですわ。 とにかく64曲の冒頭です。第1部 降誕節第1祝日用 第1曲 合唱「歓呼の声を放て、喜び踊れ」 J.S. Bach - Christmas Oratorio BWV 248 - Part I 'For the First Day of Christmas' - Mvt. I ここで使われているトランペット。最近知ったのですが「バロック・トランペット」というのだそうで。 バッハの時代には、今のトランペットみたいな3本のバルブは付いていない、ただの真鍮の管を、自然倍音 というものを利用して吹いたのですが、それだと余りにも難しい。そこで比較的「最近」、1960年に (これ、完全にアンチョコ丸写しですが)Otto Steinkopfという人によって開発されたもので、 4つの穴が開いていて、それを指で塞いだり放したりすることによって、ナチュラル・トランペットよりも 遙かに演奏しやすくなった、ということです。4つの穴がどういう役割を果たすか、ということは、 かなり専門的な話になるので割愛します。 ◆オラトリオ第三部から。 前述の通り、「クリスマス・オラトリオ」は6曲のオラトリオから構成され、
ということになりますが、冒頭に書いた通り聖書は意識しなくて良いです。 音楽だけ聴いて下さい。 J.S. Bach - Christmas Oratorio BWV 248 - Part III 'For the Third Day of Christmas' - Mvts. I - VI はい。第三部の1曲目から、6曲目でした。 ◆オラトリオ第六部から。 だいぶ、飛ばしましたけど、何しろ全部載せたら3時間ですから。
です。特に最後のコラール。トランペットが高らかに鳴り、 実に「景気が良い」です。どうぞ。 J.S. Bach - Christmas Oratorio BWV 248 - Part VI 'For the Feats of Epiphany' - Mvts. VII - XI お疲れ様でした。 クリスマスには、ヘンデルの「メサイア」も勿論良いのですが、クリスマス・オラトリオなんて、 普通、聴かないでしょ?私も去年まで知らなかったんですが、何だか大変気に入りまして、 ご紹介しよう、と思ったのです。 それでは、皆様、 Have a Merry Christmas! 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2008年12月24日(水) 納税者が職と住居を失い路頭に迷っているのに、税金で建てた豪華議員宿舎にいる国会議員。/【音楽】ファゴット吹きの休日。
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