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2012年10月02日(火) |
あまりにも、当たり前のこと。世の中は「誰か」の為に存在しているのではない。 |
◆当然過ぎるほど、当然のことだが、世の中の多くの人は分かっていない。
世の中は、特定の「誰か」のために、創られていない。
貴方が、もしも「神様」でこの世を自分好みに創ることができるなら、
自分の気に入る人間ばかりを創れば良いが、言うまでもなく、人間は神ではない。
この世は「誰か」の為にオーダーメイドされたものではないから、
誰にとっても「いけ好かない野郎」がいると同時に、自分も誰かにとっては「いけ好かない野郎」である。
それは、仕方が無い。お互い様であって、我慢するしかない。
この当たり前のことが分からない人間が、しばしば他人をいじめる。
子供も大人も、他人をいじめる理由を一言で挙げるなら、
自分の気にくわないから。
だろうが、それは他人をいじめたり、他人に辛く当たることを正当化しない。
他人が自分にとって気に入らないから、自分の気に入るようになれ、と命ずることは、
自分の自我が、他人のそれよりも上位の価値を持っている、と考えていることを意味する。
しかし、誰にもそんなことは判断できない。
フロイトの「精神分析入門」を読むと、人間は生まれた瞬間は、自分=世界であり、万能である。
全ては自分の思うとおりに周囲がうごいてくれる。
しかし、成長するにつれ、自我は次第に社会的規範により制約を受ける。
これは、自分と他人とは別の自我をもつことを認識する過程である。
他人が、「自分の気に入らないから」いじめるという人間は、この精神的発達に失敗している可能性がある。
つまり、自分と他人は別の自我を有するという認識が十分に出来て居ない未成熟な精神構造に止まっているのだ。
ということを考えれば、他人が気に入らないからいじめるとか迫害するとか辛く当たると言う行為が
かなり、恥ずかしいことだ、とわかるだろう。
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