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2012年06月09日(土) |
大飯原発の敷地内、原子炉直下に活断層があるようだ」(たね蒔きジャーナル 東洋大渡辺教授) |
◆読者の方から、非常に重要な情報を教えて頂きました。
はじめに。
今日の記事は、昨日書いた
「大飯原発再稼働」←「国民の生活を守るため」どころではなく更に危険が増大するのだ。
へのコメントで、拙ブログにいつもコメントを下さる
あつし様の情報が無ければ、書けなかったものです。
心より御礼申しあげます。
また、後ほど、もう一度御礼を申しあげますが、
あつし様に紹介して頂いたブログ、
みんな楽しくHappy?がいい♪ 2011年3月11日。その後私は変わりました。
の管理人さん、ちょっとプロフィールが分からないのですが、
MBS(毎日放送)「たね蒔きジャーナル」を大変分かり易く文字起こしなさっております。
大変、寛容なことに、
ブログ内の内容についての転記はご自由にどうぞ。
と許可して下さっているので、ご好意に甘えます。
ありがとうございます。
◆音声資料:YouTube:「たね蒔きジャーナル」6月6日「原発と活断層〜その実態を聞く・東洋大学 渡辺満久」
活断層の専門家(変動地形学)は地震学者とはまた別の専攻だそうです。
変動地形学者は、活断層を見つけるプロなのです。
活断層の専門家、東洋大学の渡辺満久教授が6月6日(水)の種まきジャーナルに
電話インタビューで出演したときの音声です。
最も重要なことは、
大飯原発の原子炉の真下に活断層がある(としか考えられない)
ことです。
2012年06月06日【水】原発と活断層〜その実態を聞く・東洋大学 渡辺満久
これを、みんな楽しくHappy?がいい♪ 2011年3月11日。その後私は変わりました。の管理人さんが
文字起こしして下さっています。
「原発と活断層〜その実態を聞く」活断層の専門家・東洋大学教授渡辺満久氏6/6たねまきJ(内容書き出し)
転載させて頂きます。
水野:近藤さ〜ん、これからお話しいただくのは活断層の研究の第一人者でいらっしゃいます。東洋大学教授の渡辺満久先生です。渡辺さんこんばんは〜。
大飯原発近くの活断層
水野:渡辺さんが今日お話し下さるという事でラジオのリスナーの方々から質問を頂戴いたしました。
「今政府が再稼働に向けてひた走っているように見えます、大飯原発。
福井県にあります大飯原発の近くにはどのような活断層があるんでしょうか?
そしてそれが近い将来地震を起こす恐れってあるんでしょうか」
こんなふうに聞いて下さっているんですが、渡辺さん、いかがでしょうか?
渡辺:大飯原発の本当に近いところには活断層は見えないんですけれども、数キロ離れたところにかなり大きな地震を起こす活断層が存在しています。
水野:数キロ離れたところに大きな活断層があるんですか、
渡辺:そうですね、それはですねいつ動くかという事は全く分かりません。
水野:明日動くかもしれません?
渡辺:動くかもしれません。
水野:動くとしたらどれぐらいの地震を起こす規模の活断層なんでしょうか?
渡辺:マグニチュードで申し上げれば、7を超えるぐらいだろうと思います。
水野:マグニチュード7を超える揺れをもたらすような大きな活断層が、数キロ離れたところにあるんですか。
渡辺:はい。ただ問題はそこではなくてですね、どうも敷地の中にも小さい活断層がありそうだっていう事がだんだんわかってきて、
水野:え゛−−−っ!大飯原発の敷地の中にもですか?
渡辺:そうですね。民間の市民団体の方が提示されたデータを私は見せていただいて、
「活断層が存在する可能性を否定できない」と、そういう風にコメントして、もうすぐその記事も出ると思うんですけれど、
◆(JIRO注:当該記事。)大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」(共同通信2012/06/06 21:01)
再稼働問題で注目される関西電力大飯原発(福井県)で、敷地内を走る軟弱な断層(破砕帯)が近くの活断層と連動して動き、
地表がずれる可能性があるとの分析結果を渡辺満久東洋大教授(変動地形学)と鈴木康弘名古屋大教授(同)が6日まとめた。
渡辺教授は「原子炉直下を通る破砕帯もあり、早急に現地調査すべきだ」としている。
原子炉直下の破砕帯が動いて地表がずれると、安全上重要な設備を損傷させる恐れがあるため、
原発の立地場所として不適格となる可能性もある。
渡辺教授らが指摘したのは「F―6断層」と呼ばれる破砕帯。
水野:そうですか、大飯原発の敷地内にも活断層がある可能性を否定できない。ま、あるかもしれないという事ですよね。
渡辺:私が直接中に入って見る事が出来ないので、分からないとしか申し上げられないんですけれども、
公表されているデータを見る限りですね、「活断層ではないんですか?」
と思わざるを得ないような物が出ているんですね。そちらの方が心配ですね。
水野:そうした敷地内の、「小さな」とおっしゃいましたけれども、活断層が動く可能性もあるでしょうし、
活断層の真上に原子炉
渡辺:それも、いつ動くかっていうのは全く分かりませんけれども、その敷地内のやつが原子炉の下にもあるので、
そういうものがもしかして動いてしまうと、これはちょっと、大変なことが想定できる訳です。
水野:原子炉の下にも活断層があるやもしれない。で、それが動く時ってね、ど、どんな最悪な事があり得るんですか?
渡辺:建屋の真下のやつが動いてしまうと、建屋が壊れますので、そうすると原子炉本体が頑丈に造ってあったとしても、
配管その他が壊れてしまうとですね、かなり深刻な事態になるんじゃないかと思います。
ただ、わたしは工学的なところは専門ではないので、ハッキリは申し上げられませんけれども、
水野:あ、そうか。近藤さ〜ん、今の渡辺さんのお話を聞かれて、どんな印象を持たれました?
近藤:あの・・・・先生ね、耐震性を、そうするといかに高めても、活断層が下にあるという事になると、
これは先生の専門じゃないかも分かりませんけれど、どんな建物でもダメなんですかね?
渡辺:直下にあるもので、土地がずれてしまった場合には、耐震性は関係ないです。
近藤:関係ないわけですか、
水野:あっ!そうなんですか
渡辺:ずれてしまった場合には、私達が今まで見ている世界の活断層が動いた現場を見ている限りでは、
その上にあった建造物が無傷だったという例はほとんどないわけです。
(JIRO:以下省略。全文の文字起こしは、「原発と活断層〜その実態を聞く」活断層の専門家・東洋大学教授渡辺満久氏6/6たねまきJ(内容書き出し)をご参照。)
◆コメント:原子炉直下に活断層がある原発が「安全」ならば、この世に「危険な原発」は存在しない。
もはやコメントの必要は無かろう。
野田首相は、大飯原発は安全だと言ったが、原子炉の真下に活断層がある原発が安全ならば、
危険な原発は確かに存在しないだろう。音声を聞き、また、文字起こしを読めばわかるとおり
真下に活断層があり、それが動いたら、土台の地面がずれてしまうのだから、耐震構造もへったくれも無い。
もう一つ、放射能を撒き散らす場所が増える。
野田首相はさらに、「私の責任で」再稼働すると言ったが、原発が壊れたら
放射性物質が、環境に拡散し、放射性物質を無毒化することは出来ないのに、
どうやって責任を取るのか。内閣総辞職や、野田首相が死んだら放射能が消える
という仕組みなら、責任のとりようがあろうが、首相をやめる位で責任を取ったことにして、
国民の生命をさらに危険に晒す権利は、どう考えても、どんな人間にも、無い。
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