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2004年06月09日(水) |
<米大統領>ジェンキンスさんは「脱走兵」との認識を強調 大統領。確かあんたは、兵役逃れでしたな? |
◆記事1:<米大統領>ジェンキンスさんは「脱走兵」との認識を強調
【サバナ佐藤千矢子】ブッシュ米大統領は8日の小泉純一郎首相との会談で、拉致被害者の曽我ひとみさんに対する「同情」を表明しながらも、夫のジェンキンスさんについては「脱走兵」との認識を改めて強調した。日本国内で訴追免除への期待が高まるのとは裏腹に、イラク問題を抱える米国が軍規律を厳格に運用しようとしていることを浮き彫りにした。
米政府高官は、ジェンキンスさんをめぐる日米首脳のやり取りについて「両首脳は、曽我さんの同情すべき人道的状況や、ジェンキンス氏を取り巻く法的状況について、意見を交換した。どちら側からも、何かをしてくれと頼むことはなかった。しかし、この問題で連絡を取り合っていくことでは合意した」と説明した。
小泉首相が訴追免除や恩赦など「特別の配慮」を公式に要請した場合、ブッシュ大統領としては断らざるを得ないため、日米両政府が事前に、要請ではなく意見交換にとどめるという調整を行った結果とみられる。今後も事務レベルで折衝が続くとみられるが、事態打開は簡単ではない。(毎日新聞)[6月9日14時33分更新]
◆コメント:兵役逃れにえらそうなことを言う資格は無い。
ブッシュはバカなだけではなく卑怯な奴だ。自分は父親の権力を利用して兵役を逃れておきながら、人のことを「脱走兵」よばわりしている。事情を考えろよ。そして、小泉内閣総理大臣は何をモタモタやっているのだよ。
「自衛隊を派遣してまで、味方してやってるだろ?見てみぬフリをしろよ」とブッシュに云えば済むことだ。「さもないと、沖縄で婦女暴行した米兵を全部、無期懲役にするぞ」と。それぐらいいえよ。じれったい。
◆記事2:多国籍軍への参加表明、首相帰国後に適切に判断=官房長官
[東京 9日 ロイター] 細田官房長官は午前の定例記者会見で、国連安保理新決議に基づく多国籍軍への自衛隊派遣について、小泉首相がサミットから帰国した後、適切に判断するとし、現時点で手続きなどは決めていないと述べた。
小泉首相が8日の日米首脳会談で、安保理新決議に基づく多国籍軍に自衛隊を派遣させる意向を事実上表明したとされる問題について、官房長官は、「正確に言うと、そう言っていない。日本として、イラク暫定政権にも歓迎される形でイラク人道復興支援特別措置法に基づく自衛隊の派遣を継続する考えを表明した」と説明し、「今後の問題、自衛隊の位置付けについては、決議の内容をよく検討し、サミットでの各国首脳間の議論などを踏まえ、総理帰国後に、適切に判断する。今のところ、(参加に伴う)手続きなどは、決めていない」と述べるにとどめた。
主権移譲後のイラク統治に関する国連安保理決議が全会一致で採択されたことについて、「非常に意味がある。イラクが、これを契機に、国際協力のもと全面的に復興を果たすことを希望する」と語った。(ロイター)[6月9日12時36分更新]
◆コメント2:冗談じゃない。憲法問題だぞ。小泉一人で決めて良い訳が無い。衆議院を解散しろ。
多国籍軍は、現在存在している混乱を武力によって鎮めるために、行ける国が武器を持って駆けつける、という趣旨の軍隊である。従って、国連平和維持軍とは異なり、戦闘を想定している。一方、自衛隊は、日本国の独立を守るための専守防衛の軍隊である。日本国憲法第9条は、
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
と規定している。自衛隊が、多国籍軍に加わるというのは、この特別に重要な規定に違反する可能性が極めて高くなることを意味する。
昨年11月の衆議院選挙では、このような計画は公約に入っていなかった。従って、本件に関して、首相は国民の信認を得ているとは云えない。直ちに衆議院を解散して国民の意見を問うべきなのだ。その手続きを踏まないのは、独裁だ。内閣総理大臣に憲法を破る権限など、付与されていない。それどころか憲法を最も遵守しなければならない立場である。
私の意見は、過激でもなんでもない。日本は、国際紛争を解決する手段としての武力行使をしない、と憲法で決めている。小泉首相はそれを独断で破ろうとしている。けしからん、ということである。
これでも、小泉首相が正しいと考える日本人は、日本が戦争に巻き込まれたら、率先して最前線に行くことを志願してもらいたいものだ。
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