JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆ここ二週間ほど、怒ってばかりいるので・・・ 先週の月曜頃から、腹の立つことばかりである。 ◆皆さんお忘れでしょうから、リマインダー(思い出させるもの(こと))として書いておきます。 昨日は6月8日でした。 ◆6月9日は皇太子殿下と雅子様の結婚記念日です。 殺人事件と同じ段落で書くのは、いかにも不敬なので、行を改めました。 ◆あまりにも腹立たしいことが多くて、うんざりです。静かな音楽を載せます。 私はこの日記及びブログで、 「音楽を聴くのに必要なのは、『音楽によって慰められたい』という魂の底からの願いである」 という趣旨の言葉を何度か書きました。 普段読むと、如何にも素人臭く、青臭く、人によっては鼻持ちならないほどキザな言葉かも知れません。 しかし、今の私は、正にそういう精神状態です。 音楽に限らず、好み=嗜好は人それぞれですから、以下に掲げる音楽が皆さんの共感を呼ぶか否かは 分かりませんが、中には、これらの音楽が聴き手にもたらす(信仰の有無は関係ありません)、敬虔な気持ちに 共感して下さる方もおられるのではないか、と思いました。 いずれも、大変有名な曲です。何十年もクラシックを聴いて、ときにはこういう「泰西名曲」扱いされる音楽を、 敬遠したことがあります。 しかし、音楽を聴いたときに生ずる感情は読書に似ていて、聴き手の年齢と共に変わります。 まずは、ヘンデルのオペラ「セルセ」から「オンブラ・マイ・フ」です。 ダウンロード Ombramaifu.mp3 (3187.0K) 次は、同じくヘンデルの歌劇「リナルド」からアリア「私を泣かせて」です。 ダウンロード Rinaldo.mp3 (4284.0K) 美しいです。 私が「日本音楽史上、頂点に位置する声楽家」と絶賛を惜しまない森麻季さんは、初めてのCD あなたがそばにいたらにこの曲を録れています。 四曲目の 「リナルド」~涙の流れるままに(ヘンデル) です。 このページに載せた歌手(ハンガリーの人です)には失礼ですが、森さんは次元が違います。 バロック音楽はある程度、演奏者の裁量に任せてる要素があり、必ずしも楽譜通りでなくても良いのです。 基本となる旋律を大きく逸脱しては困りますが、装飾音を加えたり、変奏曲風にしてみたり、自由なのです。 森さんは、その自由度を十分に利用して、元のアリアを更に美しい音楽にしています。もとより、声を美しさ、清らかさは 信じがたいほどで、聞いていると、気が遠くなりかけます。それぐらい美しい。 私は森さんの「ファン」だとは、言いません。 ファンであると言った瞬間、評価に客観性が無くなります。 もともと、主観性が強いのが音楽評論ですが、可能な限り客観性を持った主観で聞かなければ、信頼性がない。 それを心がけて書いています。 森麻季さんに関しては、「上手いから、褒めている」それだけです。 その上で、上で紹介した森さんのCDを聞くことを薦めます。 最後はバッハです。カンタータ147番より、「主よ、人の望みの喜びよ」。 元々の演奏形態、つまりオーケストラとコーラスで。 ダウンロード BWV147Camerata.mp3 (3226.0K) 【読者の皆様にお願い】 駄文をお読みになり、お気に召した場合、エンピツの投票ボタンをクリックしていただけると、幸甚です。 画面の右下にボタンがあります。 よろしく御願いいたします。
2006年06月09日(金) 「村上ファンドなど追及=野党4党、幹事長会談で確認−終盤国会」←全てうやむやにされた国会。/昨日の記事に追加
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