JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:死刑廃止議連、執行を批判=小川法相に抗議文(時事通信 3月29日(木)20時29分配信) 法務省が1年8カ月ぶりに死刑を執行したことを受け、超党派の「死刑廃止を推進する議員連盟」や ◆コメント:国民の支持は関係ない。法律の定めがある。 抗議する議員もバカだが、「死刑は国民に支持されている」と発言した法相もバカだ。 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。 とある。人を殺した人間に、法的に正しい手続きにのっとって死刑判決を下すことは 従って、国の法律により許されていることである。 そして、刑事訴訟法475条の文言は次の通り。 第一項 死刑の執行は、法務大臣の命令による。 即ち、法務大臣が死刑執行命令を発するに際して「国民の支持」を正当化事由にするのは正しくない。 刑事訴訟法という法律で定められている。 行政府の一員である、法務大臣が法の定め通りに死刑を執行したのに、 死刑反対議員連盟は「国民の支持があっても実行すべきではない」という。 国会とは日本国憲法第41条によれば、 国会は、国権の最高機関であり、国の唯一の立法機関である。 その立法府、国権の最高機関の構成員である議員が、 行政府(法相)に対して、法律を守るな、といっているに等しい。 今の法律が有効で有る限り、死刑判決を下すことも、死刑が確定した人間に 死刑執行命令を発することも、何の間違いもなく、国の法律に適合している。 残酷な刑罰だから止めるべきだ、という議員は、法律を知っているのだろうか? しばしば思うことだが、国会議員に立候補を表明した人間は、まず法律を理解しているか、 試験を受け、合格した人だけが、選挙運動を始めることができる、 と言う制度にするべきではないだろうか。 世間の常識的感覚では、法律に最も通暁しているのは、司法の人間だが、 法律を作る人間は、本来、司法と同じぐらい、あるいはもっと高度に法律に関わる知識や見識を 持っているべきだ。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2011年03月29日(火) 【音楽】塩谷哲(しおのや さとる)バッハ「2つのメヌエット」これはユニークです。
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