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2011年03月29日(火) |
【音楽】塩谷哲(しおのや さとる)バッハ「2つのメヌエット」これはユニークです。 |
◆「バッハのメヌエット」
昔から「バッハのメヌエット」として知られていた易しいメヌエットがあります。
バイエル終わって、いや終わらないうちに弾けるかな?というぐらい。
聴いて頂くとすぐ分かります。
しかし、何でも音楽学者たちの研究によるとこれはバッハ(1685-1750)の作品ではなく、
バッハよりも8歳年上の、クリスティアン・ペツォールト(Christian Petzold, 1677〜1733年)
という人の作品であることが、ほぼ定説として固まったそうです。
まあねえ。学者さんは商売だから、歴史的真実を探求するのですけどね。
こんなの「バッハのメヌエット」にしておけばいいとおもうんですよ。
まあ、それはさておき、原曲を聴いて頂きます。
引用元は、バッハ:2声のインヴェンションBWV772〜786/他です。
ピアノは、Janos Sebestyen(ヤーノシュ・シェベシュチェーン)という人。
J.S. バッハ:アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳第2巻より BWV Anh. Minuet in G major, BWV Anh. II 114
Minuet in G major, BWV Anh. II 114
これはト長調ですが、短調にしたのがBWV 115です。
J.S. バッハ:アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳第2巻より BWV Anh. Minuet in G Minor, BWV Anh. II 115
Minuet in G minor, BWV Anh. II 115
非常に可愛くて美しい2曲ですね。
これを、芸大作曲科で勉強したジャズ・ピアニストの塩谷哲(しおのや さとる)氏が
前衛音楽(?)風にアレンジしました。
◆塩谷哲 ソロ・ピアノ=ソロ・ソルトから「2つのメヌエット」
実は、私もつい最近まで知らなかったのですが、塩谷哲氏。
芸大作曲科中退(といってもそもそも普通、芸大作曲科など、入れません)でジャズとかラテンとか
を弾いたり、アレンジしたりなさるようですが、
塩谷哲 ソロ・ピアノ=ソロ・ソルトを聴いて、ぶっ飛びました。
特に、前段で紹介した2つの「バッハのメヌエット」を一曲に編曲したのが
すごいのです。とにかくお聴き下さい。
2つの「メヌエット」 (J.S. Bach)
Two Menuets (Bwv Anh.114 & BWV Anh.115)
こういう音がまず、頭の中で鳴るというのは、訓練でどうなるものでもなく、
やはり天賦の才だと思います。好むと好まざるとに関わらず、ものすごく
ユニークです。
ところで、昨年ご紹介したんですが、家内がピアノを教えているのですが、
20代からピアノを習い始めて、非常な勢いで上達している生徒さんがいます。
ご本人の承諾を得て、映像付きで書いた記事、
【音楽・映像】11ヶ月前、ゼロからピアノを始めた方の演奏。/家内のピアノ教室、生徒さん、募集してます。
がありますけれども、この生徒さん、塩谷バージョンの「2つのメヌエット」が気に入り、
なんと今年の発表会で弾くそうです。
まだ、オリジナルのテンポでは弾けませんけど、ものすごく熱心に練習するので、
もう、譜読みは完全に出来ていて、ゆっくり弾き始めてます。
私はそれを聴いて、ますます驚きました。
いやー、大したものです。働いているのですよ。
しかし、毎日ピアノをさらっていることは、彼女の進歩の早さを見ると明らか。
人間、本気になって努力すると、こんなことが出来てしまうのですね。
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