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2005年03月29日(火) |
スマトラ島沖地震が活断層に圧力、地震再発生の可能性=科学者←3月17日のニュース。 |
◆スマトラ島沖地震が活断層に圧力、地震再発生の可能性=科学者(3月17日)
科学者らは16日、昨年12月のインド洋津波を引き起こしたスマトラ島沖地震が活断層に圧力を加えたことで、同地域で大地震が再び発生する可能性が高まっているとの見方を示した。
スマトラ島沖地震により、同地域の他の活断層に新たな圧力が加えられたことになり、最大マグニチュード7.5規模の地震が発生する公算が顕著に大きくなったほか、警戒システムの必要性がますます強まった、という。
アルスター大学のジョン・マクロスキー氏は、ロイター通信に、「われわれの調査で得られた結果は明らかに、この地域における地震発生の危険が引き続き大きいことを示している」と語った。
新たな地震がいつ起こるかを予想するのは難しいが、過去の例をみると、日本では数年の間に2度、大地震が発生している。(ロイター) - 3月17日13時56分更新
◆コメント:再発の可能性が有ると云われても、なかなか、対策を講ずるのは難しい。
今回の地震は予想されていた、という文字をチラっと見て、しまった、と思った。
確かに私のスクラップブック(ソフト)に、上の記事が残っていたが、完全に忘れていた。
昨年の12月26日にスマトラ沖大地震が起きて、3ヶ月しか経っていない。再び、地震と津波のおそれがあるといっても、まさか、これほどすぐに同規模の大地震が起きるとは思わなかったのである。
地球の表面は、ざっと云えば、十数枚の巨大な岩の板(プレート)で覆われている。
ある板が別の板の下に潜り込む場所では、当然摩擦が生じ、その振動でも地震になる。
また、下に潜る板、今回のケースだと、インド・オーストラリアプレートが、スマトラ島が乗っかっている、ユーラシア・プレートの下に潜り込んでいるのだが(といっても、年間7cmか、8cmという、極めて緩慢な動きである)、そのときに、ユーラシアプレートを一緒に下方に引っ張るわけである。
ユーラシアプレートもある程度は引きずり込まれるが、堅い岩盤といえども弾性があり、あるところまでいくと、元に戻ろうとする。すなわち、上方に跳ね上がる。
そうすると、そのプレートにのっているスマトラ島付近の島では大地震が起きる。
地層がずれているところを、断層といい、断層でも、止まっていないで、ずれて動いている断層を活断層という。
英国の学者が云っているのは、12月の地震の所為で、従来からある活断層が動きやすくなっているので、プレートの震動のショックにより、地面がより動きやすくなる、地殻が破壊されやすくなっているということで、それは、すなわち地震なのである。
◆残念ながら、タイミングは予想できないのだね。
しかし、目に見えるような早さでプレートが動いてくれるのであれば、ある程度、地震の発生も予知できようが(しかし、それでは、普段人間が住めるような場所にならないだろう) あまりにも、普段の動きが遅いから、大きなプレートの震動が起きるのは次はいつか、ということを当てるのが、極めて困難であろうことは、私のようなズブの素人でも、感覚的に分かる気がする。
本当かどうか全く自分では検証できないが、諸説を読むと、地震の前には、電磁波が発生すると言われているそうだ。
それが、事実ならば、地震発生のどれぐらい前に検知出来るのか。
また、それによって、地震発生のタイミングと場所をかなりの精度で特定できるところまで、応用できそうなのか、良く分からない。
が、なんとか、優れた頭脳の持ち主達が、地震予知のメソッドを確立してくれることを祈る。
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