DiaryINDEX|past|will
2010年07月01日(木) |
【音楽】「ヨー・ヨー・マ プレイズ・ジャズ」←ほぼ「絶対に」楽しいです。 |
◆ヨーヨーマがジャズのピアノ・トリオと共演したアルバムです。
今まで、ヨーヨーマのバッハは取りあげたことがありますが、どうしてこのアルバムを
紹介しなかったか不思議です。
これは、フランスのジャズピアニスト、作曲家、クロード・ボーリングを中心に、ベースとドラムスを加えた、
「ジャズの室内楽」の基本編成、ピアノ・トリオとチェリストのヨー・ヨー・マが共演した、
大変楽しいアルバムです。ジャケットを見たら1984年になってまして、私が社会人になった年、
26年前に発売されてすぐ買った、古いCDなので、わすれていたのでしょう。
しかし、大変人気があります。今でも普通に買えます。
Amazon:Suite for Cello & Jazz Trio
HMV:Suite For Cello & Jazz Trio
TOWER RECORDS:Bolling: Suite for Cello & Jazz Piano Trio / Ma, Bolling
慌てなくても大丈夫です。
◆全部で6曲なんですが、とにかく楽しいのです。
音楽を聴いているだけで、ヨー・ヨー・マの、あの笑顔が目に浮かぶようです。
へえ、ピアノ・トリオとチェロがこんなに合うとは・・・。
全部で6曲なのです。本当は全部載せてしまいたいけど、それは無理。でも2曲で十分楽しさが
お分かり頂けると思います。
まず、CDの最初に録れてある、「バロック・イン・リズム」
バロック・イン・リズム(Baroque In Rhythm)
Baroque In Rhythm
いいでしょ?
次は最後の曲、「チェロ・ファン」(Cello Fan)
チェロ・ファン(Cello Fan)
Cello Fan
楽しいでしょ?ヨーヨーマは、不自然にジャズっぽくスウィングして弾こうとしてないのに、
全体としては、楽しい音楽になっています。こういうのは
(こういうのでなくても、普段ご紹介している、純クラシックだってそうなのですが)、
聴いて楽しむのに、「勉強」することないですね。和声進行がどうだとか、主題呈示部がどうで展開部が、再現部が・・・、
というような理屈を、「お勉強し」て知っていないと、音楽(特にクラシックはそういう誤解を受けてますが)
を本当に「理解」したとは言えない、とか、大きなお世話なのです。最大の誤解です。
それは、音楽でメシを食う人々は分かっていないと困る(特に作曲家や編曲者や指揮者になりたかったら絶対です)。
しかし、お客さんが、音楽を聴くのに「理屈」は全く必要ない。それは、間違いない。
もしも、興味が出て知りたくなって、本を読みたい、と思ったらそれは勿論良いのです。
「必要」はない、と、私は言っているのです。
このCDで演奏しているヨー・ヨー・マもお客さんに全くそんなことは求めていません。
会ったことはありませんけど、訊かなくても100%わかります。
とにかく、このCDは特に「理屈抜きで」楽しい。
週末に向けてお薦めです。
【読者の皆様にお願い】
是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2009年07月01日(水) あまりに疲れたので更新をサボりますが、きれいな音楽を載せます。
2008年07月01日(火) 「富士山で山開き 気温3度、300人がご来光仰ぐ」←「富士山って伝説上の山ですよ」と言われて驚いたことがあります。
2007年07月01日(日) 防衛相発言「誤解与えた」安倍首相=小沢民主代表、原爆投下で米に謝罪要求を←小沢代表、私の記事を借用(あの、冗談だからね?)
2006年07月01日(土) 「北ミサイル1発は『テポドン2』の発射失敗…米高官」←「煙突男」と同じで、放っておけばよいのですよ。
2005年07月01日(金) 「大企業製造業の景況感、3期ぶり改善・日銀短観」←デフレが止まらなければ、何にもならない。
2004年07月01日(木) 「<参院選>憲法問題、自民は争点化避ける」←何故、避けるのですか?
2003年07月01日(火) ヴァイオリンを奏する者に三段階あり /<統合失調症>関与のたんぱく質と遺伝子特定