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JIROの独断的日記
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2011年05月24日(火) 【音楽】「あれ?似てない?」シリーズ。

◆シリーズと言っても、九年間で二度目なんですが・・・。

前回は、これは、明らか何ですけども、モーツァルトの「魔笛」序曲と

同時代のピアニスト・作曲家クレメンティのピアノソナタが非常に似ているという話です。

似ているというか、明らかにモーツァルトがクレメンティから「拝借し」ています。

2006.12.10 モーツァルトとクレメンティ

その後、ずっと忘れていたのですが、クラシックでも、余りにも似ている例は沢山ありますが

それより、もうちょっと面白い例をご紹介します。


◆何となく(或いは明らかに)似ている曲。

誤解を招かないように書き記しますが、今日は「冗談企画」ですからね?

「盗作疑惑を暴く」なんて週刊誌風記事ではありません。


さて。


えー、ピアノを子供の頃、ちょこっと習ってバイエルの下巻ぐらいまで

弾けたことがある、という方、多いと思います。そのとき「あれ?」ということが

あったと思います。

まず、バイエル88番の始めを聴いて下さい。


バイエル88番







うーん。ちょっと指が流れてますね。最後の音階的なところ。

こういうところは、ゆっくり確実に弾けるテンポから、少しずつ上げて行くのです。

まあいいや。本題ではないですね。

そして、これ。別に、最後まで聴かなくても構いません。


雪(唱歌) - 杉並児童合唱団







私は、バイエル88番を弾いたとき「あっ!」と思いました。




次ですが、大変分かりやすい。


上を向いて歩こう(坂本九)

これは、「埋め込み不可」なので、リンク先でお聴き下さい。

上を向いて歩こう



そして、ベートーヴェン、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」。オーケストラの和音の後、

いきなりピアノのカデンツァ風の独奏になりますが、それは序奏でして、

第一主題はオーケストラが弾きます。それが、どう考えても、似てます。


ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」第一楽章。(ピアノ:クラウディオ・アラウ、指揮=コリン・デイヴィス)

これも埋め込み不可、なので、リンク先をご覧下さい。


Beethoven - Piano Concerto no.5 by Claudio Arrau 1



これは、似てますよね?

冒頭に書いたとおり、良いとか悪いとかじゃないです。

オモロイな、というだけの話。


さて、次は1969年。42年前の歌謡曲なので、私と同年配以上の方は

御存知でしょうが、若い方は知らないでしょう。

「悲しみは駆け足でやってくる 」という歌があったのです。

明日という字は明るい日と書くのね

と歌い始めます。その「音型」を覚えておいて下さい。


アン真理子 悲しみは駆け足でやってくる







どこかで聴いたことがあるなー、と思ったら、これでした。


モーツァルト交響曲第40番 第一楽章 演奏:ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団



モーツァルト 交響曲 第40番 第1楽章



よく似た音の動きです。

次は、有名な話なのですが、まず、歌謡曲から。


北の宿から (都はるみ)






この歌の最初が、ショパンにそっくりなのです。


ショパン ピアノ協奏曲 第一番(アルゲリッチ=デュトワ、N響)

ソロ・ピアノが弾き始めるまで、かなり時間がかかります。4分42秒付近をよーく聴いて下さい。


Martha Argerich Chopin Piano Concerto1 -1/4







都はるみ(作曲は小林亜星氏)とショパンが似ている、と結構これは「有名」です。


最後です。これも相当古いですね。1984年ですから27年前にヒットした、

中原めいこという人に「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね」というラテンっぽい

歌があるのですが、歌そのものではなくて、バックバンド(この人はブラス(金管)が多い)

のイントロが他の曲に似ているのです。まずは、「君たち〜」をどうぞ。

金管のイントロを良く聴いておいてくださいね?


君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね(中原めいこ)







これは、ディキシーランドから来た、ジャズのスタンダード・ナンバーに

とても似ているのです。晩年のベニー・グッドマンが来日したときの演奏です


That's A Plenty - Benny Goodman 1980






イントロ部分、ほぼ同じでしょ?


今日は別に何かを「訴え」る為の日記ではありません。

「だからどうした?」というような内容ですが、

毎日々々、原発のことを考えていると、余りにも憂鬱になるのです。

たまにはふざけても良いかと。

ご容赦のほど。

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2008年05月24日(土) 「<療養病床>削減を断念『25万床維持必要』厚労省」←厚労省。最初から「必要」と知りながら削減しようとしただろう。
2007年05月24日(木) 「温暖化ガス、50年までに半減=世界全体で−安倍首相が提案」←いつまで経っても不正確な報道
2006年05月24日(水) 「プロのプロたる所以(ゆえん)」
2005年05月24日(火) 副首相帰国は「靖国」が理由、中国認める←日本は怒り狂う必要はない。
2004年05月24日(月) 「米憲兵ら、虐待コンテスト 米紙が軍調査報告入手」←こういう国を支援するために、我々の税金で自衛隊を派遣するいわれはない。
2003年05月24日(土) 「集団自殺」と「通り魔」は報道しない方がよいのではないか。

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