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2011年02月07日(月) |
「ローザンヌ国際バレエコン 日本人2人が入賞 5位と7位」←ファイナルの映像を載せました。 |
◆記事:ローザンヌ国際バレエコン 日本人2人が入賞 5位と7位(毎日新聞 2月7日(月)11時14分配信)
【ジュネーブ伊藤智永】15〜18歳のバレエダンサーを対象とする世界最高の登竜門
「第39回ローザンヌ国際バレエコンクール」の決勝が6日、スイスのローザンヌで行われ、
入賞者7人の中に、日本から5位に加藤静流(しずる)君(16)=さいたま市の「アクリ・堀本バレエアカデミー」=と、
7位に堀沢悠子さん(16)=群馬県太田市の「山本禮子バレエ団付属研究所」=の2人が選ばれた。
入賞者らは、世界一流のバレエ学校で学ぶ権利と奨学金が贈られる。
◆コメント:お二人の演技をご覧頂きましょう。
百聞は一見にしかず。
ファイナリストの一人ずつの演技時間は短いので、見つけ方を知らないと分かりません。
まず、ローザンヌ国際バレエコンクール公式サイト(英語版)のトップページを見ます。
そのサイトの中に、THE FINALISTS 2011 ARE...という本選出場者のリストが
あります。これが演技の順番です。これで、YouTubeのローザンヌ・コンクール公式サイトから、
Finalsのパート1からパート6までありますので、適当に勘で探します。
今回は私が見つけました。
5位入賞の加藤静流(しずる)君です。
ヘルテルという作曲家の「ラ・フィール・マル・ガルデ」(La Fille Mal Gardee)から。
再生開始後、6分40秒辺りからです。
Prix de Lausanne 2011 - Finals Part 1
堂々たるものですね。ターンの美しさ。安定感、優雅さ。何よりも16歳で
「華」があります。貫禄すら感じます。
続いて、7位の堀沢悠子さん。
再生開始後、ちょうど7分あたり。
ドリーブ作曲、「コッペリア」という、大変有名なバレエ第一幕の2曲目の「ワルツ」を踊っています。
大変有名な曲です。お聞きになったことが有ると思います。
演技終了後に確か、これ観客はブラボーとか言ってはいけないはずですが、
堀沢さんの実に流麗な踊りに「ブラボー」が跳んでいます。
再生開始後7分ですよ?
画面にHorisawa Yukoと名前が映ります。
Prix de Lausanne 2011 - Finals Part 2
バレエに関しては私はド素人ですが、並ならぬ才能を感じます。
流れに滞るところを感じません。常にブレスが自然なのだと思います。
加藤さんも堀沢さんも16歳ですよ。
私が社会人になった11年後に生まれた子です。
しかし、歴としたダンサーですね。ご専門の方がみたら、またご指摘もあるでしょうが、
観客が、彼らの演技から目を逸らすことができませんよね。完全に見入ってしまいます。
何よりも、私は加藤さんと堀沢さんの踊りを見ている間、世俗の嫌なことを忘れました。
本当は、この頃、愚息の受験のことで毎日憂鬱で、イライラしていたのです。
お二人の踊りを見ている間、そんなことは全く頭に浮かばなかった。これこそ、
芸術家の使命です。漱石が「草枕」で書いたとおり、
あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。
のであるとするならば、お二人は、既にその職責を全うしている。素晴らしいことです。
お二人が、更なる研鑽を積み、大輪の花を咲かせて下さる(既に咲いていると言っても過言では無いようにおもいますが)
ことを心から祈ります。
加藤さん、堀沢さん、おめでとうございます。
あなた方は、日本の誇りです。
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