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JIROの独断的日記
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2011年01月13日(木) 「<センター試験>55万8984人が志願 15日から」←私は共通1次試験第1回目の受験生なんです。

◆記事:<センター試験>55万8984人が志願 15日から(毎日新聞 1月13日(木)18時55分配信)

11年度の大学入試センター試験が15、16の両日、全国706会場で行われる。

志願者数は前年度比5616人(1.0%)増の55万8984人で、3年連続の増加。

内訳は現役生44万2421人、既卒者11万211人、その他(高卒認定試験合格者など)6352人で、

現役比率は前年度より0.4ポイント低い79.1%となった。

センター試験を利用するのは、全国公立大161大学と私立504大学、短大163大学の計828大学。

私大や短大の利用が年々増え、過去最多となった。

10年は新型インフルエンザ対応で追試会場を全都道府県に設置したが、

今年は流行が拡大していないため東京海洋大と京都大の全国2カ所に戻す。


◆コメント:本当はあまり考えたくないのですが・・・。

何故、考えたくないかというと、私の息子も受験するからです。


以前、書きましたが、私は大学共通第1次学力試験(1979年〜1989年)の、

第一回目の受験生なのです。

第一回目ですから、過去問が無い訳で、一体どの程度の難易度の問題が出るのか、分からない。

一応は、「学校の授業をきちんと受けていれば、解答できるレベル」という建て前になっていましたが、

やはり不安ですよね(いつの時代も大なり小なり受験生に不安はつきものですが)。


本当は親切なんですが、一見、意地の悪いことをいう予備校の漢文の先生に、

諸君は、史上初めての試験の年に当たってしまって、誠に運の悪い人たちですな。よく言えば「モルモット」あるいは「実験台」、悪く言えば「生け贄」と、まあこういうことですな。

どちらも良く無いじゃないか、と思いつつ、この先生ならではの気遣いなんですね。

我々受験生をリラックスさせよう、という気持がわかりましたから、

我々は他人事(ひとごと)のように、笑っていました。が、やはり不安でした。


しかしそれから30年経って、「自分の子供が受験する」という立場になると、親はもっと心配なのだ、

ということが身に沁みます。受験生諸君はお父さん、お母さんに何か言われるのが、鬱陶しいでしょうが、

そりゃ、心配なんです。それは分かってあげてくださいな。


他人様(ひとさま)のことを心配する以前に、実は我が子が心配なのですが。

一つだけ。

私が受験生の時、母親に予め頼んだのは、受験当日、「頑張って」と言わないで欲しい、

ということでした。気の弱い私は、そう言われると緊張してしまうからです。


あとは、偉そうな事は何も言えません。自分自身ロクな受験生ではなかったから。

ただ一つ言えること。

「縁起」というのは、関係ありません。

私は「科学的に証明出来ないことは信じない」というたぐいの石頭ではありませんが、

「縁起」に関しては、経験的に、結果と無関係である、と断言します。

試験前に「落ちた」とか「滑った」とかは縁起が悪いというのは、関係無いです。

一浪した後の二度目の受験の際、某大学・某学部の受験番号は、
26464(二浪しろよ)

でした。感動的な「縁起の悪さ」です。おまけに、昔から共通一次、センター試験の日は雪、という

偶然が重なることが多いですね。明日もそうらしいけど、私の年も雪でした。

受験会場のすぐ近くまで来て、私は滑って転びました。縁起の悪さが徹底しています。

しかし、二浪はしないで済みました。

それだけのお話。

受験というのは、正当に受験し、受かれば良いのです。かっこよく受かる必要は無い。

最後の最後、試験官が「筆記用具と受験票以外の物はしまってください」という直前まで、

英単語集とか歴史用語集とか、見ていて良いのです。そうすることをむしろ薦める。

最後の数秒で見た、1単語、1用語が試験に出たりすることは、あるものです。

あまり参考にならなくて、すいません。

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