JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆【耐震強度の偽装問題】加害者よりも被害者が非難されるの? 毎日、新しい情報が飛び込んでくる耐震強度の偽装問題に関して、色々なご意見を拝読すると、 ◆【東武鉄道と東西線】 東武鉄道は、「<東武運転士>解雇処分を正式決定」←妥当である。に書いた。 ◆走行中「アイちゃん好き」 運転士が奇声、乗客騒ぐ 東武鉄道の運転士は、人命に関わる自分の仕事場に、服務規程に違反して我が子を入れたのである。 その理由は、「泣きやまないから」というものだった。 一方、東西線の運転士は、叫びはしたものの、異常な運転をした前歴は無く、 その日も「奇声をあげ」て、乗客を「不安な気持ちにさせた」ことが咎められるべきだが、 オーバーランも信号無視もしていない。 東武鉄道のときは、処分が厳しすぎると2,000件もの抗議があったそうだが、東西線には非難ごうごうである。 しかし、奇声をあげたことから、直ちに精神の異常を連想するのは短絡的である。 普通の人は多くの人命を預かるような乗り物を運転・操縦することはないが、 同乗者がいない場合、自動車を運転中に他のクルマに毒づいたり、 何か良いことがあって気分が良いときに、鼻歌を歌ったことがある人は多いのではあるまいか。 眞野あずささんという美人女優がおられるが、以前テレビで告白していた。 彼女はクルマの運転が大好きで、かなりの「飛ばし屋」である。 前を不必要に低速で走っている車がいると「早く行けよ、馬鹿野郎」とか 「モタモタすんじゃねえよ」とか、彼女の外見からは到底想像できないような罵詈雑言を吐くのだそうだ。 独りで乗っているときなら良いのだが、あるとき同乗者がいることをわすれて、 思わず「馬鹿野郎」をやってしまい、同乗者が唖然としているのを見て、ハッと我に返り、 「ヤベえ・・・」と思ったそうだ。 人間単純ではない。勿論、公共交通機関の運転士たるもの、油断して貰ってはこまる。 だが、「アイちゃん好き」運転士を、それだけで「異常」若しくは「危険」と判断するのは、 あまりにも早計だ。子供を運転席に入れる方が余程危険である。
2004年12月05日(日) 「陸自幹部が改憲案作成 自民大綱素案に反映」 危ない国になってきたな。
JIRO
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