JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆【号外・追加】本日(7月14日)テレ朝系、「徹子の部屋」のゲストは森麻季さんです。 こういうのを、英語で、"Sorry for short notice.”(直前の連絡で申し訳ない。)というんですけど、正にそれですね。 ◆ベルリン・フィルに限りませんがヨーロッパの中は意外と狭いのです。 ロンドンに駐在員として住んでいたころ、ヨーロッパの色々な所へ行きましたが、 地図で見ているだけだと分かりませんが、お互いにとても近いのです。 私が経験した限りでは、ロンドンを基準にして一番遠かったのがアテネですが、 今はもう飛んでないのでしたっけ?日本の国内線でもよく使われたボーイング737という あの比較的小さいジェット機で2時間ちょっと。パリなんか、1時間かからないし、 ドイツ、オーストリア、スイス。日本から行くのに比べたら近いのは当たり前ですが、 ヨーロッパがEUとして乱暴に言えば、「ひとかたまり」になったのは、行ってみると 分かる気がします。ヨーロッパ何処へ行くのも、日本の国内線の距離なんですから。 だからベルリン・フィルに限らずヨーロッパのオケは互いの国にしばしば行きます。 ロンドン公演なんて、ベルリン・フィルもウィーン・フィルも全然珍しくないです。 今日は2001年のベルリン・フィル・ヨーロッパ・ツアーでトルコのイスタンブールにおける コンサートのDVDのご紹介です。 European Concert From Istanbul [DVD] [Import] です。輸入盤ですが、新品でも2,000円ちょっと。中古だと(送料別ですが)1,500円台からあります。
これは、私は最初、ハイドンの交響曲94番「驚愕」の映像をYouTubeで探していて、たまたま見つけたんです。 指揮:マリス・ヤンソンス です。どれも名曲の名演です。サブ・コンサートマスターが安永徹であるのも嬉しい映像です。 では、それぞれから一つの楽章だけ。 ハイドン 交響曲第94番「驚愕」第4楽章。 Haydn Symphony No94 Finale モーツァルト:フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314 第一楽章 MozartFluteConcertoK314Ddur. これはハ長調のオーボエ協奏曲をニ長調にしただけですが、細かい所、少し手直ししているそうです。 ベルリオーズ「幻想交響曲」第四楽章「断頭台への行進」 BerliozFantastic4thMovement この楽章だけで、最弱音と最強音の差(ダイナミックレンジ)が凄いですね。 最初、ティンパニの6連符が繰り返されますが、ベルリオーズ先生直々の支持が書いてありまして、 「最初の音だけ両手で叩き、その後は片手で叩くこと」 ですと。その通りにやってますね。 1分50秒からの景気の良いマーチ。旋律はコルネットというトランペットによく似た楽器が 奏でますが、よく聴くと、トロンボーンが非常に低い音をただ伸ばす、しかもフォルティッシモで伸ばす。 低音のフォルティッシモは難しいです。このDVDでは、マイクのセッティング(位置)の関係か、 余りよく聞こえませんが、それでも聞こえるので良く聴いてあげてください。 一部しかご紹介できませんが、この後の終楽章も熱演です。 三曲とも、名曲の名演です。お薦め致します。 それでは。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2009年07月13日(月) 【音楽】ラ・カンパネラ大特集。7人による演奏。最後が、フジ子・ヘミングさんです。
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