JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:ドコモ、KDDIを提訴=「解約金」条項は違法―携帯契約めぐり市民団体・京都地裁(6月17日0時12分配信 時事通信) 携帯電話の割引プランで中途解約すると解約金がかかる条項は、利用者が一方的な不利益を被るもので違法として、 ◆コメント:内容を知った上で契約したのならば、合意の上の契約だから今更無効はないでしょう。 この記事からではよく分からないが、原告の主張に無理があるように思われる。 ◆問題はむしろ、契約締結時に定額料金を薦めない携帯キャリアの商法である。 自分の失敗を晒すことになり恥ずかしいが、自分のことで鮮明に記憶しているので、 自分は携帯を使うのは10年ぶりで初めても同然。息子と家内は本当に初めて使う。 とはっきり告げた。店員は一応契約内容について説明したが、パケット料金の定額制を薦めなかった。 ただ、 音楽などをダウンロードすると、パケット通信料が非常に高くなってので気をつけてください。 とだけ言った。そう、言われても、何をどれぐらい使うと具体的にどれぐらい「非常に高くなる」のか分からない。 私の知らない間に息子は色々と使い方を覚え、マンガなどをいくつもダウンロードしてしまった。 約2ヶ月後、一昨年の12月の半ば、ドコモからはがきが届いた。中を見て仰天した。 「今月の通信費は既に14万円になっているので、注意してください」と書かれている。しかも そのハガキを先方が発送してから、我が家に届くまで3日かかった。 その数日間のうちに、息子は使い続けた。その結果、通信料が20万になっていた。 携帯を使い慣れた人ならば、このようなドジは踏まないであろう。 しかし、前述の通り、私は契約の際に「携帯を使うのは殆ど初めて(息子は本当に初めて)である」こと。 息子が高校生であることを告げている。 放っておけば(パケ・ホーダイ・ダブルなど定額制を選択しなければ)このような結果になる可能性が高いことは ドコモは絶対に知っているはずである。国民生活センターのサイトで 「携帯電話 パケット」か「携帯電話 高額」を検索すると早くは2003年には同種トラブルが起きていることが分かる。 息子の友人の母親達に家内が訊いたら、皆、一度は失敗しているという。 一時期問題となったのは、PCを通してネットに接続したら100万円になった、と言う奴だが、 兎にも角にもまず、定額制を薦めるのはドコモショップであっても、代理店であっても法的に義務化するべきである。 確か消費者庁という役所が出来た筈である。何をしているのだろうか。 金融機関は金融商品取引法という法律が成立・施行されたため、特に元本割れの可能性がある金融商品を販売するときには、 念には念を入れて説明することが義務づけられている。 投資信託や金融派生商品を購入する人よりも、携帯電話を使用する人の数のほうが遙かに多い。 にも関わらず、説明、注意喚起義務が法的に義務化されていないのは、納得がいかない。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2009年06月16日(火) 「<日銀>総裁、景気底打ちの判断は示さず 楽観論に慎重姿勢」←この表現が適切です。
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