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JIROの独断的日記
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2010年02月13日(土) 徒然なるままに「身辺雑記」

◆私事が最近多いのですが・・・。

この日記では、過去に何度も

「JIROの独断的日記」は原則として私事を書かないが

と「宣言し」ておきながら、読み返してみると随分、「私事」を書いております。

最近、とみに、その頻度が高まっているようで、面目ない。

但し、少なくとも今日に関して言えば、次の段をお読み頂くとお分かり頂けるかと思いますが、それなりの事情があるのです。


◆息子が今年大学受験で、今日最初の合格発表があり、落ちました。

私自身、大学受験、現役の頃を今から思い出すと、まるで世の中が分かっておらず、

恥ずかしながら、殆ど何も「受験勉強」しないで受けたのです。それでも何かの拍子に何処かの学校には、

引っかかるのではないか、と考えていたのでした。当時の自分の余りの暢気さとバカさ加減を思うと、

今でも顔が赤らみます。

妙なことが「遺伝」するのでしょうか。高校三年になってからの愚息の様子を観察していたら、

昔の私そっくりでした。ですから、かなり早い時点から、本人には言いませんが、私は、

これは現役では、無理だな。

と思っていました。後付けの言い訳ではなく、本当です。

但し、私の大学受験の頃、死んだ親父は何も言いませんでした。
「こういうことは、本人が『危機感』を覚えて、やる気にならなければ、周りが何を言っても無駄だ」

と考えていたのでした。そして親父は「学歴」にあまり価値を見出していなかったのです。

自分は東大を二度出ているのです。と言っても、一度目は文学部独文科ですから、当時の秀才が行くところではないし、

何しろ、大正14年生まれでしたから、「学徒出陣」で、一旦強制的に卒業させられ、にわか「海軍少尉」となり、

出征したのです。運良く生きて帰って来られた親父は、今度は東大経済学部に入りましたが、こんなの戦後のどさくさ紛れで

入ったようなものですから、まともに入試を受けたのかどうかすら分かりません。


とは、いうものの、形式的には親父は最終学歴は「東京大学経済学部卒」なのですが、兄貴にも私にも、

東大へ行けと言ったことは、ただの一度もありません。銀行の支店長をして、戦後の「東大出」の部下を

何人も使った結果、親父が到達した結論は、
学歴など、アテにならん。要は本人の資質、やる気と「人柄」だ。

だったのです。息子である私たちに、ただの一度も「東大を目指せ」と言わなかったのは、

その所為です。


その点に関しては有難かったと思います。ですから私も愚息に、どこの大学を目指せとも勉強しろとも申しません。

親父の気持ちが分かりました。本人が「危機感」を抱き、やる気になって主体的に勉強しない限り、どこにも受からないでしょう。


そうは言っても、親というのは憐れなものでして、心の何処かで
ひょっとしたら、奇跡的に合格しているかも知れない。

と思っていたのでしょう。それが、叶わなかったので、知らないうちに落ちこんでいたようです。

今日は一日、眠っていました。自分の小心さに呆れ果てます。

今日が最後ではなく、いくつか受けるのですが、愚息はほぼ確実に浪人でしょう。


◆「五輪=リュージュ、グルジア選手が練習で事故死 」←ウィンター・スポーツの危険さ。

バンクーバー五輪、開会式前に死者が出てしまいました。

◆記事:五輪=リュージュ、グルジア選手が練習で事故死(ロイター - 02月13日 08:55)

[バンクーバー 12日 ロイター] バンクーバー五輪は12日、リュージュ男子1人乗りの公式練習を行ったが、

ノダル・クマリタシビリ(21、グルジア)が事故死した。 同選手は滑走中に壁に衝突、そりから放り出され、コース脇の鉄柱に激突した。

時速145キロ近くのスピードが出ていた。応急処置の後、救急車で病院に搬送されたが、死亡が確認された。

ボブスレーやリュージュが行われるウィスラー・スライディング・センターは世界最速のコースといわれている。

その後、リュージュ競技を予定通り行うかどうか検討したようです。
◆記事:難コースのリュージュ事故、競技開始判断は保留(2月13日14時41分配信 読売新聞)

【バンクーバー=結城和香子】五輪開幕の当日に、悲劇が起きた。

12日のリュージュ競技公式練習でのグルジア代表ノダル・クマリタシビリ選手(21)の死亡事故。

世界有数の高速コースでの事故は、関係者にショックを与えた。

国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は同日、記者会見で、国際リュージュ連盟による事故原因の調査が終わるまで、

リュージュ競技を予定通り13日から始めるかどうかの判断を保留することを示唆した。

バンクーバー入りしているグルジア大統領ら関係者と電話で話をしたことも明かし、

「(五輪への)参加継続を検討するとのことだったが、最終確認ではない」と語った。

リュージュは、小さなソリにあおむけに寝て、氷のコースを高速で滑り降りる競技。

今回のコースは、高低差が最大152メートルあり、最大速度が時速150キロを超える世界有数の高速コースで、難度も高いとされている。

9日にコースを視察した原田窓香(信州大)は「11月に滑った時より氷がきれいでスピードが速くなり、転ぶリスクは高くなった」と話していた。

◆選手ら危険性指摘◆

世界有数の高速コースとして知られる今回のコースは、以前から安全性を危ぶむ声が出ていた。

AP通信によると、同コースで行われた昨年のW杯で衝突事故を起こしたクリスチャン・ニッカム(米)は

「時速90マイル(144キロ)でたたきつけられた時、氷は炎になった」と表現。

五輪で3個の金メダルを獲得したゲオルグ・ハックルコーチ(ドイツ)も、

ほかのどこよりも、これ以上危険なコースはない」と指摘する。

今回の事故を受け、ハナ・キャンベルペッグ(豪)は

「(コースの造りが)ちょっと行き過ぎ。我々は実験用のダミー人形じゃない」と憤りをあらわにした。

ベテラン選手ですら、危険すぎるというコースですが、競技は予定どおり行うそうです。
◆記事:死亡事故のリュージュ、予定通り13日開始(2月13日17時6分配信 読売新聞)

リュージュ競技の公式練習でグルジア代表ノダル・クマリタシビリ選手(21)が死亡した事故で、

バンクーバー五輪組織委員会(VANOC)は12日、同競技を予定通り13日から実施すると発表した。

州警察検視局と国際リュージュ連盟(FIL)が行った事故原因の調査報告によると、

クマリタシビリ選手は12日の公式練習の際、最終の16番カーブで、コントロールを失ってコース外に飛び出した。

FILの技術委員は、事故当時の映像やコース上の痕跡などを調べた末「コースの欠陥が事故を引き起こしたとは言えない」と結論づけた。

これを受けてVANOCは、FILとの協議の末、16番カーブ出口部分の壁を高くし、

コース内の氷の形状を変えた後で、競技を再開することを決めた。

リュージュに限らず、冬季五輪の種目となるウィンター・スポーツの多くは屋外で催され、従って雪や風など、

気象条件その他「自然」を相手にするので、必然的に大きな危険を伴います。

自然を相手にするから、という理由だけではない。スキー競技など多くのレースはものすごいスピードを出すわけですし、

ジャンプ競技は空中を飛ぶ訳です。

先日、札幌オリンピックのドキュメンタリー番組をNHKが放送していましたが(2005年に放送した番組の再放送です)、

スキー・ジャンプ競技で金メダルを獲得した笠谷選手の二回目のジャンプの前、1分近く“GO”の旗が振られなかったそうです。

あれは、ジャンプ台で風をウォッチしている「スターター」の判断が、極めて重い責任を負っています。

変な風が吹いている時にジャンプを許可すると、空中で選手が姿勢を制御できなくなり、生命の危険すらあるからだそうです。



オリンピックを見ている我々は自宅のテレビの前で寝っ転がっていればよいのですが、

出場する選手は、「命を賭して」競技に挑んでいることを忘れてはいけないのです。


◆今年はバレンタイン・デーが日曜なんで、製菓業者泣かせだそうで。

なるほど。マイナス思考の私に言わせると、

「景気(経済の実体)が悪いときは、何でも具合の悪いような偶然が重なるものですなあ。」
ということになる。が、それはどうでも良い。

世間は1年でバレンタイン・デー前にだけ、チョコレートが話題になるが、

根っからのチョコレート好きである私にとっては関係無く、始終、持ち歩いている。

元来バレンタインにチョコレートを(ツレアイ以外から)貰ったことなど無いけれども、

あの妙に「高級な」GODIVAとかPierre Marcoliniとかは、確かに美味しいのだが、

毎日御馳走を食べていると、カレーライスやラーメンを食いたくなるのと同じ原理で、

毎日のようにチョコレートを食べる人間には実用的ではない

(バレンタイン・デーがお遊び的「儀式」であることは承知している。今は純粋に「チョコレート」の話をしている)。

私の個人的な嗜好では最も単純・素朴・安価な「明治ミルクチョコレート」か「ロッテ・ガーナミルク」などに落ちつく。

今や1枚100円しない。もしも貰えるなら、これをまとめて貰った方が、有難い。

が、そんなこと言っても誰もくれないから、いつも自分で買っている。明治製菓と株式会社ロッテから感謝状を頂きたいほどである。


◆フィリップ・ジョーンズ没後10年につき、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのCDがかなり復刻されていますね。

先日、気が付いて「オッ」と思ったのだが、今年はフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの創始者・リーダー、

フィリップ・ジョーンズ氏(1928-2000)の没後10年なので、

廃盤になっていたディスクの(期間限定だろうが)復刻版がかなり出ている

(Amazonを見る限り、1月27日にまとめて発売されたようだ)。誠に懐かしい。

私の世代でラッパを吹いていた人は、分かると思うけれども、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルが

頻繁に来日するようになった1974年以降、我々は中学生から高校生だった。

日本の楽譜出版社が版権を買ったらしく、日本中でフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの「スザート舞曲集」の楽譜を買えた(と思う)。

フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルで最も人気のあったレパートリーの一つ「スザート舞曲集」から「戦い」。



PJBE Susato Battaile



お聴きになれば分かるように、現代の、例えば「ジャーマン・ブラス」に比べると、譜面づらは大して難しくない

(本当は難しいのだが、極端に高度なテクニックがなくても、一応、吹けるという意味である)ので、

ブラス少年たちはこぞって、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのマネをして、これを吹いた。

フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルは我々にとって「神様」だった。


◆おわりに。

と言うわけで、思いつきで書き殴ったひどい文章ばかりです。今日は何卒、ご容赦のほど。

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2009年02月13日(金) 今の世界同時不況は、並の不況ではない。まだ、序の口らしいです。
2008年02月13日(水) 祝!合格 お祝いの音楽集
2006年02月13日(月) 「米がイランの核施設の攻撃を計画=英紙」←どうしても戦争をしたくなってしまうんだね。アメリカは。
2004年02月13日(金) 「<差別発言>担任教諭が小3女児に 半年以上も不登校 奈良 」 これは教育問題ではない。犯罪だ。
2003年02月13日(木) 日本人で他のアジア人を蔑視する人は、白人に劣等感を抱いているのであろう。

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