JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆私事が最近多いのですが・・・。 この日記では、過去に何度も 「JIROの独断的日記」は原則として私事を書かないが と「宣言し」ておきながら、読み返してみると随分、「私事」を書いております。 最近、とみに、その頻度が高まっているようで、面目ない。 但し、少なくとも今日に関して言えば、次の段をお読み頂くとお分かり頂けるかと思いますが、それなりの事情があるのです。 ◆息子が今年大学受験で、今日最初の合格発表があり、落ちました。 私自身、大学受験、現役の頃を今から思い出すと、まるで世の中が分かっておらず、 これは現役では、無理だな。 と思っていました。後付けの言い訳ではなく、本当です。 但し、私の大学受験の頃、死んだ親父は何も言いませんでした。 「こういうことは、本人が『危機感』を覚えて、やる気にならなければ、周りが何を言っても無駄だ」 と考えていたのでした。そして親父は「学歴」にあまり価値を見出していなかったのです。 自分は東大を二度出ているのです。と言っても、一度目は文学部独文科ですから、当時の秀才が行くところではないし、 何しろ、大正14年生まれでしたから、「学徒出陣」で、一旦強制的に卒業させられ、にわか「海軍少尉」となり、 出征したのです。運良く生きて帰って来られた親父は、今度は東大経済学部に入りましたが、こんなの戦後のどさくさ紛れで 入ったようなものですから、まともに入試を受けたのかどうかすら分かりません。 とは、いうものの、形式的には親父は最終学歴は「東京大学経済学部卒」なのですが、兄貴にも私にも、 東大へ行けと言ったことは、ただの一度もありません。銀行の支店長をして、戦後の「東大出」の部下を 何人も使った結果、親父が到達した結論は、 学歴など、アテにならん。要は本人の資質、やる気と「人柄」だ。 だったのです。息子である私たちに、ただの一度も「東大を目指せ」と言わなかったのは、 その所為です。 その点に関しては有難かったと思います。ですから私も愚息に、どこの大学を目指せとも勉強しろとも申しません。 親父の気持ちが分かりました。本人が「危機感」を抱き、やる気になって主体的に勉強しない限り、どこにも受からないでしょう。 そうは言っても、親というのは憐れなものでして、心の何処かで ひょっとしたら、奇跡的に合格しているかも知れない。 と思っていたのでしょう。それが、叶わなかったので、知らないうちに落ちこんでいたようです。 今日は一日、眠っていました。自分の小心さに呆れ果てます。 今日が最後ではなく、いくつか受けるのですが、愚息はほぼ確実に浪人でしょう。 ◆「五輪=リュージュ、グルジア選手が練習で事故死 」←ウィンター・スポーツの危険さ。 バンクーバー五輪、開会式前に死者が出てしまいました。 ◆記事:五輪=リュージュ、グルジア選手が練習で事故死(ロイター - 02月13日 08:55) その後、リュージュ競技を予定通り行うかどうか検討したようです。 ◆記事:難コースのリュージュ事故、競技開始判断は保留(2月13日14時41分配信 読売新聞) ベテラン選手ですら、危険すぎるというコースですが、競技は予定どおり行うそうです。 ◆記事:死亡事故のリュージュ、予定通り13日開始(2月13日17時6分配信 読売新聞) リュージュに限らず、冬季五輪の種目となるウィンター・スポーツの多くは屋外で催され、従って雪や風など、 気象条件その他「自然」を相手にするので、必然的に大きな危険を伴います。 自然を相手にするから、という理由だけではない。スキー競技など多くのレースはものすごいスピードを出すわけですし、 ジャンプ競技は空中を飛ぶ訳です。 先日、札幌オリンピックのドキュメンタリー番組をNHKが放送していましたが(2005年に放送した番組の再放送です)、 スキー・ジャンプ競技で金メダルを獲得した笠谷選手の二回目のジャンプの前、1分近く“GO”の旗が振られなかったそうです。 あれは、ジャンプ台で風をウォッチしている「スターター」の判断が、極めて重い責任を負っています。 変な風が吹いている時にジャンプを許可すると、空中で選手が姿勢を制御できなくなり、生命の危険すらあるからだそうです。 オリンピックを見ている我々は自宅のテレビの前で寝っ転がっていればよいのですが、 出場する選手は、「命を賭して」競技に挑んでいることを忘れてはいけないのです。 ◆今年はバレンタイン・デーが日曜なんで、製菓業者泣かせだそうで。 なるほど。マイナス思考の私に言わせると、 「景気(経済の実体)が悪いときは、何でも具合の悪いような偶然が重なるものですなあ。」ということになる。が、それはどうでも良い。 世間は1年でバレンタイン・デー前にだけ、チョコレートが話題になるが、 根っからのチョコレート好きである私にとっては関係無く、始終、持ち歩いている。 元来バレンタインにチョコレートを(ツレアイ以外から)貰ったことなど無いけれども、 あの妙に「高級な」GODIVAとかPierre Marcoliniとかは、確かに美味しいのだが、 毎日御馳走を食べていると、カレーライスやラーメンを食いたくなるのと同じ原理で、 毎日のようにチョコレートを食べる人間には実用的ではない (バレンタイン・デーがお遊び的「儀式」であることは承知している。今は純粋に「チョコレート」の話をしている)。 私の個人的な嗜好では最も単純・素朴・安価な「明治ミルクチョコレート」か「ロッテ・ガーナミルク」などに落ちつく。 今や1枚100円しない。もしも貰えるなら、これをまとめて貰った方が、有難い。 が、そんなこと言っても誰もくれないから、いつも自分で買っている。明治製菓と株式会社ロッテから感謝状を頂きたいほどである。 ◆フィリップ・ジョーンズ没後10年につき、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのCDがかなり復刻されていますね。 先日、気が付いて「オッ」と思ったのだが、今年はフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの創始者・リーダー、 ◆おわりに。 と言うわけで、思いつきで書き殴ったひどい文章ばかりです。今日は何卒、ご容赦のほど。
2009年02月13日(金) 今の世界同時不況は、並の不況ではない。まだ、序の口らしいです。
JIRO
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