JIROの独断的日記
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2003年02月13日(木) |
日本人で他のアジア人を蔑視する人は、白人に劣等感を抱いているのであろう。 |
悪名高き掲示板群「2ちゃんねる」を覗いてみた。まともなテーマをまともに論じているスレッドもあるが、一部では朝鮮半島に住む人々に対する差別的なというか、読むに耐えない罵詈雑言が並んでいる。
差別は劣等感の裏返しであると言われる。日本人は白人が大好きであるが、白人の中には黒人のみならず、日本人や他の黄色人種を見下している風潮が見られるのは確かである。
それを知っている日本人でも、見識のある人は良識的な白人も数多く存在する事。無条件に有色人種を侮蔑するのは、白人の中でもあまり教養のない人間(学歴は高くても教養が無い人というのは多いものである)であることをしっているから、さほど気にしない。ましてや、白人に劣等感を持つことはない。
しかし、白人の、主として容姿のみを自分のそれと比べて、白人コンプレックスを持つ人がいる。劣等感を持つ人はこの劣等感を紛わせるために、自分と同じ肌の色、同じような顔つきをした他の国の人を侮蔑する事により、自らが白人の立場に立ったような錯覚に陥る。それによって、自分のコンプレックスを誤魔化そうとしているものだと考えられる。
そういうわけで、朝鮮半島に住む普通の人々または、日本に住む善良な韓国人・朝鮮人、他のアジア人を見下すようなことをいう人は、「自分は自分に自信が無い。白人には頭があがらない」ことを触れ回っているようなものである。みっともないこと、はなはだしい。
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