JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆恐ろしいほどの速さで景気が後退しているが、これからもっとひどくなる、と専門家は言う。 毎日、経済欄の見出しを見ると、恐ろしくなるほど、文字通り「景気の悪い」話ばかりが載っている。 ・生損保7社、税引き後赤字…評価損が収益圧迫(2月13日22時49分配信 読売新聞) という具合である。 昨日、ある民間エコノミスト(経済分析の専門家)と話をしたら、まだまだ、不況の序の口だという。 ロイターのアンケートによると、アメリカの企業経営者の4割は、来年、2010年には、景気はV字型に回復する、 などと楽観的なことをいっているが、どうやら、そんなに甘いものではなく、 本当に世界的に100年に一度の大不況らしいのである。 年末、派遣切りに遭った人々に多くの人が「派遣なんかでいるから悪いのだ」と云っていたが、これからは正社員も どんどんクビを切られる、恐ろしい不況が始まりつつあるらしい。分かっている人は分かっているが、その全貌を 公表すると、世の中パニックになるので、発表を控えているようだ。 いずれ、アメリカでリーマン・ブラザーズが破綻したように、 日本でも「まさか!」というような大企業が潰れることがあるだろう、という。 断っておくが、私が話したエコノミストは、特別に悲観主義者でも、人を驚かせて喜ぶような人ではない。 また、不況の話を「喜んで」(エコノミストの中には分析だけに夢中になり、内容の如何を問わず、嬉しそうに話す奴もいる)話すような人でもない。 ただ、淡々と、しかし、沈痛な面持ちであった。 そのエコノミスト自身「明日は我が身かもしれない」と思っているからである。 だからどうしろ、とは言えない。私も分からない。とにかくなるべく無駄遣いをしないこと。 今からじゃ遅いが、おカネを貯められる人は貯めること。最低限のおカネで何とか食っていく「訓練」を今からしておくこと、 極貧になる覚悟をしておくこと。 ぐらいしか思いつかない。 「俺の業界は、不況とは無縁だから」と思っている人。甘い。 本当に世の中全体が不況になったら、逃れられる者はいないのである。 嫌なことを書く奴だ、と思われたかも知れないが、新聞・テレビは、決してここまではっきりと 書いたり云ったりしないので、敢えて書いた。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2008年02月13日(水) 祝!合格 お祝いの音楽集
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