JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆フィギュアスケートの浅田真央選手のフリーの曲はピアノ曲「鐘」ですが。 今日は、ブログのアクセス解析を見たら、「ラフマニノフ 鐘」で検索して、 ◆パガニーニの主題による狂詩曲という、オーケストラとピアノの為の曲があります。 ラフマニノフっていうと、最初、ピアノ協奏曲第二番というのを聴くことが多いです。 パガニーニの主題による狂詩曲 を聴いて頂きます。 この曲は1934年に作曲者自身がピアノ独奏で、ストコフスキー指揮、フィラデルフィア管弦楽団の伴奏で初演されました。 ラフマニノフ自身、ピアニストで、すごいテクニックの持ち主だったようですね。 その為、彼のピアノ曲は大変むずかしいのが多い。 ただ、ラフマニノフを聴く前に、「パガニーニの主題による狂詩曲」というぐらいですから、パガニーニの主題を 聴いてみましょう。 これはパガニーニというやはり天才ヴァイオリニスト兼作曲家が書いた、 無伴奏ヴァイオリンのための「24のカプリース(奇想曲)」という、ヴァイオリンの難しい技術を これでもか、というばかりに詰め込んだ曲集ですが、最後の24番が一番有名です。 それをまず、お聴き下さい。一昨日、12月26日は、Kenさんの奥様のご命日ですので、音楽を捧げます。 最初に載せた「2台のヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 第二楽章」を弾いているヒラリー・ハーンです Hilary Hahn Paganini Caprice No. 24 目が回りそうですね。オクターブの重音(オクターブだから、ちょっとでもずれるとすぐにバレる)、 超高音での半音での動き。左手によるピチカート。見事です。 この第24曲の最初に弾かれる主題に、多くの作曲家が大いに創作欲を刺激されました。 ラフマニノフもその一人でした。それでは、今は指揮者もやっている、ミハイル・プレトニョフの独奏、 クラウディオ・アバド=ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で、 パガニーニの主題による狂詩曲です。演奏時間約20分。3つのファイルに分かれます。 pletnev - rachmaninov, rhapsody on a theme of paganini: i pletnev - rachmaninov, rhapsody on a theme of paganini: ii pletnev - rachmaninov, rhapsody on a theme of paganini: iii うーん。作曲家ってのはすごいもので、まず、こういう複雑な入り組んだ音を頭の中で構築して、 鳴らせているわけですね。それを五線紙に記録しているわけです。やはり天賦の才が必要です。 勿論演奏も、素晴らしい。この超絶技巧を余裕で弾いてます。 クライバーンで優勝した辻井君なんかも弾きますしね。最近は、日本人でも高校生ぐらいで弾くんですよ。 これほどの難曲になると、 「誰でも努力すれば何でも必ず出来るようになる」 などという、甘い世界ではありません。 勿論、辻井君などもものすごく練習しているのは間違いないのですが、才能があって初めて弾けます。 どんなに頑張っても一生弾けない人の方が遙かに多いと思います。 ◆ラフマニノフは美しいメロディーも書きました。ヴォカリーズ。 ラフマニノフのヴォカリーズという歌曲があります。歌詞はありません。お聴き頂くと、
2008年12月28日(日) 「ガザ連日の空爆、死者280人以上…長期化の懸念も」←「ものすごく大雑把なパレスチナ問題の基礎知識」を以前、書きました。
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