JIROの独断的日記
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2002年12月28日(土) |
天皇陛下、前立腺癌との診断。御快癒をお祈り申し上げます。 <バリ島爆弾テロ>容疑者が日本向けテロを予告 HPで |
前立腺癌の知識(私的メモ) 前立腺癌は非常に進行が遅い癌であり、一つの癌細胞ができて、治療を要するようになるまでに、30年〜40年近くかかるといわれるほどである。
癌には悪性度を示す分化度という分類があり、高分化・中分化・低分化の3つに分類される。高分化型癌はおとなしい癌で、最も悪性度が低く、正常細胞に近い形をしている。高分化や中分化の癌はゆっくりと進行するので5年〜10年で生命に危険が及ぶ確率は10%である。低分化型は進行が早く、同じ期間で亡くなる確率が50%にたっする。
今回、天皇陛下の場合は最も危険度が低い高分化型のガンで、手術を行うのは、転移がない早期前立腺癌に関して、前立腺を摘出するのが、唯一の根治療法である、という判断によるものと思われる。
前立腺癌は採血の上、PSA(=prostatic specific antigen、前立腺特異抗原)検査を行う事により、早期発見が可能になった。前立腺がんは高齢者に多いため、陛下も健康診断の際にPSA検査が実施され、発見に及んだのではないか。
まことにお労しく、御快癒をお祈り申し上げる。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― インドネシア・バリ島爆弾テロのリーダー格として逮捕されたイマム・サムドラ容疑者(35)が自ら開設したホームページで、米国のアフガニスタン攻撃を支持した国の一つとして日本を名指しで批判、テロ攻撃を予告する声明を掲載していたことが分かった。外務省によると、アルカイダ関連組織の日本向けテロ予告声明は初。外務省は声明の一部(日本語訳)を同省ホームページで公開し、海外渡航者に注意を呼び掛けている。
外務省によると、声明はインドネシア語版と英語版があり、バリ島の爆弾テロの犯行を認めたうえで、米国をアフガンのイスラム国家を破壊した「十字軍」と非難。米の同盟国として英独豪仏などと並んで日本を挙げ、「これらの国民と戦い、殺りくし、破滅させる」と警告している。
海外旅行に行く日本人向けに、外務省のサイトには 海外安全ホームページというセクションがあり、随時更新されている。インドネシアに関する、上の情報は20日付けで同ホームページに掲載されている。今日になって、毎日新聞がようやくとりあげた。年末に海外旅行に行く人が多い事は分かっているのだから、国も、マスコミも、もっと早くから注意を喚起すべきであった。
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