JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:コペンハーゲン合意採択見送り、合意に「留意」−COP15が閉幕(ブルームバーグ)(2009/12/20 16:35) 12月19日(ブルームバーグ):第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)は19日、 ◆コメント:皆、「自分が生きている間ぐらいは大丈夫だろう」と思いたがるから、「ポーズ」でしかない(私を含めて) 私は今までに、地球温暖化に関して、何度も弊日記で取りあげた。 人間にとって都合がいい地球環境を守ろう。 だろう。人類が絶滅したって、地球は勝手に自転しながら太陽の周りを公転し続ける。 いずれにせよ。50億年後、水素を使い果たした太陽は膨張して赤色矮星(せきしょくわいせい)となり、 その時、多分地球は飲み込まれて跡形も無くなる。仮に飲み込まれなくても、太陽が無くなれば、地球の 生物は全滅するわけで、そもそも、それまでホモ・サピアンスという「種」が存続しているとは 考えにくい。 どのような経緯を経ても遅かれ早かれ人類は消滅するのであるが、私も含めて、今生きている人々は、 地球温暖化が進行しても、自分(及び願わくば自分の子供)が生きているぐらいは、なんとか、保つだろう」 と、漠然と根拠もなく考えている(若しくは、考えたがっている)。 自分たちが生きている間に地球が、CO2による温暖化で、人類が生存できないほどの環境になる、 とは考えたくないから、そうならないだろう、と思いつつ、形だけ「エコ」とか「環境」などという単語を口にする。 今回、コペンハーゲンで開催されたCOP15に参加した世界各国の代表も、本気ではない。 何も決まらない事の本当の根源的な理由はそこにある。 CO2が地球温暖化を進行させているならば、各国のCO2排出量を削減しても意味がない。 CO2を排出しつづけることに変わりはないのだから、大気中のCO2濃度の上昇スピードが多少、 遅くなるかも知れない、というだけのことであり、本当にCO2が温暖化の主因なら、 大気中のCO2濃度を下げる(「CO2排出量」を減らすのではなく、大気中のCO2の絶対量を減らす)方法を 考えないと、意味がないのではないか。 そういことが議論されないのは、やはり、誰も本気ではない証拠である。 非難するつもりはない。 私も自分が死ぬまで何とか保ってくれれば、後はどうなろうが知ったことではない、からである。 そんなことはない。訴え続けることに意味がある。 という方、まずご自分で実行していただきたい。 私は、散々訴えました。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2008年12月19日(金) 「日銀、0.1%に利下げ=景気下支えへ7対1で」←金融政策の有効性の限界。
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