JIROの独断的日記
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人間が作った制度はすべて幻想である。国家という概念も、国籍も、法律も、株価も、為替相場も、人の社会的地位も、すべて、人間が勝手に決めた事である。人間が存在しなければ、この世にこれらのものは存在しない。
例えば、法律は、それが絶対的な真実ならば、全世界、全て同じ法律が通用するはずであるが、現実はそうなっていない。それぞれの場所の人間にとって都合が良いようにつくられている。
国籍は、人間が勝手に押したハンコであって、日本の戸籍という紙の上に日本人と書いてあるのが日本人であるだけだ。祖先は皆、太古の昔に大陸から来ている。朝鮮人だとか、日本人だとか、中国人だとか、人間が勝手にグループを作っているだけだ。よって、国籍で人を差別するなど、愚の骨頂である。
係長がヒラより偉くて、さらに、課長、部長がより偉いというのも、人間が作った「会社」という集まりの仲で、人間が勝手に決めた、作り事である。○○株式会社取締役財務部長と言えども、会社を一歩出れば単なるおっさんである。自分は社長だから偉いと思っている人は、中国の奥地にでもいって、自分の肩書きを名乗ってみるが良い。だれも、何とも反応しないだろう。
要するに、人間社会はすべて壮大な幻想、「ごっこ」である。
それに皆が気がつけば、人間社会の不必要な争い、無駄な努力、はずっと少なくなるに違いない。
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