JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆元々体育の日は10月10日で固定されていました。1964(昭和39)年、東京オリンピック開会式の日です。 現在は「ハッピーマンデー法」により、「体育の日」は10月の第2月曜と決まっているが、これを動かされたのは、 ◆2016年のオリンピック招致には失敗し、景気は悪い、台風は来る。気が滅入るから東京オリンピックの開会式映像を。 いや、2016年の東京オリンピックはやらなくて良いと思っていたし、今も、 個人的には、何の感情の起伏も無いのだが、流石に石原慎太郎サンもしょげてるから、 なんか、気の毒になってね。漠然とYouTubeで「オリンピック」を検索していたら、 なんと、東京オリンピック開会式の映像が見つかった。45年前の映像とは思えないほど、鮮明である。 最初にNHKの中継映像の抜萃をご覧頂く。 ここには、その言葉が記録されていないが、テレビ中継担当のNHK、北出清五郎(きたで せいごろう)アナウンサーは、 中継開始冒頭で、 世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような、素晴らしい秋日和でございます。 と、述べた。誠に見事な表現力。名文句である。 聖火の最終ランナー、陸上の坂井義則選手は、1945年6月6日、原爆が投下された1時間半後、広島県三次(みよし)市 で生まれた。 あえて平和の象徴として、選ばれた人である。それでは映像を。 東京オリンピック 開会式 (1964年) どうですか?知らない世代は何も感じないかな?もっとも私も四歳だったから辛うじて微かに覚えている、 という方が正しいかも知れない。ただし、この抜けるような見事な青空は実際に見て覚えているように感じる。 これを見て思うけど、やっぱり、入場行進っていうのは、これだよね。 最近のオリンピックって、マーチを演奏するのに、各国選手団は足並みをそろえないでしょ? 勝手にだらだら、歩いているけど、この映像を見ると、大勢の人間が音楽に合わせて、背筋を伸ばしてきちんと歩く、 というだけのことが、これほど美しいものか、と思いますね。 さて、この映像では、航空自衛隊、ブルーインパルスがスモークで、五輪を空中に描く場面が映っていない。 後に市川崑監督が東京オリンピックの記録映画を作ったが、そちらには含まれているから、 重複する部分もあるけど見て下さい。ブルーインパルスは最後7分40秒に出てきます。 ブルーインパルスの自衛隊員はこの日ために血の滲むような練習を重ねたのだ 何しろ、絶対失敗できませんからね。ものすごいプレッシャーの下で、想像を絶する難しい フライトを成功させたのだ。立派である。と、書くと勘違いする人が必ずいるので断っておくが、 私は、過去において、日記に幾度となく書いたとおり、憲法改正にも集団的自衛権行使にも反対である。 しかし、それとこれとは無関係だ。ブルーインパルスの偉業を讃えたい。
入場行進に使われた、古関裕而作曲の東京オリンピックマーチ。映像では音質があまりにも悪いので、
2008年10月07日(火) 「<ノーベル賞>物理学賞に南部陽一郎氏ら3人に」←万歳!万歳!万歳!
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