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JIROの独断的日記
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2008年10月07日(火) 「<ノーベル賞>物理学賞に南部陽一郎氏ら3人に」←万歳!万歳!万歳!

◆記事:<ノーベル賞>物理学賞に南部陽一郎氏ら3人に(10月7日19時18分配信 毎日新聞)

スウェーデン王立科学アカデミーは7日、08年のノーベル物理学賞を、

南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授(87)と、

京都産業大理学部の益川敏英教授(68)、

高エネルギー加速器研究機構(高エネ研)の小林誠名誉教授(64)

に授与すると発表した。

南部氏は極めて小さい素粒子の世界で、対称性が自然に失われることがあるとする「対称性の自発的破れ」の理論を提唱した。

小林、益川両氏は物質を構成する基本粒子「クオーク」が6種類あれば、「対称性の自発的破れ」が説明できることを示した。

95年に6番目のクオーク「トップクオーク」が発見され、この小林、益川氏の理論が実証された。

現在の素粒子物理学の基本となる「標準理論」に大きく貢献したことが認められた。

日本人のノーベル賞受賞は、02年の小柴昌俊・東京大特別栄誉教授(物理学賞)、田中耕一・島津製作所フェロー(化学賞)以来6年ぶり。

授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれ、賞金1000万クローナ(約1億4000万円)が贈られる。


◆コメント:今日は「金融危機」もへったくれもあるか。万歳!

自分のことでも、自分の親戚でも、知り合いでもないお三方のノーベル物理学賞受賞が嬉しくてたまらない。

とはいうものの、殆どの方も同様だと思うが、受賞が決まった方々の研究内容について、記事の説明を読んでも、全く分からない。

分からないのに、受賞したから万歳はどうか?という方もあろう。


しかし、私は、それでも「万歳!」で良い、と思っている。

何しろノーベル賞と言えば、科学者にとって最高の栄誉。

天下の大秀才が何十年もかけて研究してきたことを、素人が簡単に分かるわけがない。

分かるかも知れない、と考える方が僭越、というぐらいのものである。だから、私は単純に喜ぶ。


忘れもしない。前回、日本人がノーベル賞(科学の分野)でノーベル賞を受賞したのは、記事にも書いてあるが、

記事を読まなくても覚えている。6年前のことである。


2002年10月8日に小柴先生の受賞が発表された。

翌10月9日、なんと今度はノーベル化学賞を、島津製作所の一研究員だった田中耕一氏が受賞したと発表された。

私は、今は日記とブログと両方に同じ文章を載せているが、6年前にはブログなどというものはなく、ましてやSNSなど存在せず、

ウェブ日記エンピツにJIROの独断的日記を書いていた。

はっきりいって、それまでは、あまり本気ではなかった。小柴・田中両氏のノーベル賞受賞の喜びがきっかけで、

俄然、天下国家を論ずることに対して本気になったのだった。何故、と言われても困る。

当時の私の日記は、現在のように情報ソース(記事)を転載することもなく、

htmlタグも全然知らず、ただのべた書きで、お恥ずかしい次第であるが、次の通りである。

2002年10月08日(火) 小柴名誉教授、万歳!

2002年10月09日(水) なんと、今日も、日本人がノーベル賞を受賞!

2002年10月10日(木) ノーベル賞ダブル受賞が嬉しくてたまらない。

お二人は日本の宝だ。と最後に書いている。

今日も同じ気持ちだ。


◆スウェーデン王立科学アカデミーのフェアな姿勢に感動する。

2002年の日本人ダブル受賞で、日本中が驚いたのは、勿論小柴先生の偉業をどうのこうの言うつもりは全くないが、

一民間企業のサラリーマン研究者で、博士号も持っていない田中耕一氏が受賞したことであった。

私は、社会的地位や肩書きなど無関係に、純粋に田中氏の「業績のみ」を評価し、

ノーベル賞授与を決定した、スウェーデン王立科学アカデミーの公平さ、公正さ、客観性、に深く感動した。

私はよく覚えている。いよいよ授賞式に出向いた小柴・田中両氏の記者会見が、ストックホルムで12月10日の授賞式の前に、

世界中のマスコミを前に行われた。司会者が、田中耕一氏のことを、"Dr.Tanaka"と紹介したら、田中氏はすかさず、

"No. I'm not a doctor."(私はドクター(博士)ではない。)

と訂正されたのだった。それでも、世界の尊敬は揺るぎもしなかった。

今回受賞される、三人の先生方は皆、れっきとした「学者」だが、日本人3人にノーベル物理学賞を与える、

というのも、スウェーデン王立科学アカデミーが、純粋に業績のみを評価し、ひとつの国の学者3人であろうがなかろうが、

関係ない、という公平さを貫いた、その姿勢に感動する。

12月10日の授賞式が楽しみである。

6年前の授賞式を思い出す。

小柴、田中両氏が受賞する瞬間、高らかにトランペット・ファンファーレ鳴り響いた。

自分が受賞するわけでもないのに、日本人であることを誇りに思う。

南部、益川、小林各氏の栄誉を心から讃えたい。

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