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| 2009年03月06日(金) |
「都市一つ壊滅したかも」小惑星あわや激突…豪学者が観測←NEO(Near Earth Object)、地球近傍天体という奴ですね。 |
◆記事:「都市一つ壊滅したかも」小惑星あわや激突…豪学者が観測(3月6日12時4分配信 読売新聞)
3日未明、直径30〜50メートルの小惑星が地球の近くをかすめていたことが、
オーストラリア国立大学の天文学者、ロバート・マクノート博士の観測で分かった。
最接近時には地球からわずか約6万キロの距離で、博士は「衝突していれば1都市が壊滅するところだった」としている。
地元メディアによると、同博士は2月27日、200万キロ以上離れた宇宙空間に時速3万1000キロもの速度で
地球に向かって来る未知の天体を発見し、軌道を計算したところ、太陽の周りを1年半かけて公転する小惑星だった。
この小惑星は3日午前0時40分(日本時間2日午後10時40分)に地球に最も近づき、
その距離は、月との距離(約38万キロ)の6分の1弱に当たる約6万キロだった。
この小惑星の大きさは、1908年にロシア・シベリアに落ち、2000平方キロの森を焼き尽くしたものに匹敵したという。
地球への再接近は100年以上先になる見込み。
◆コメント:ものすごく久しぶりに天文について書きます。
書きます、といっても、私は天体観測を趣味にするほどじゃないのですが、以前はたまに、
「天文記事」を書いていたのです。
それはさておき、このように、地球にニアミスする可能性がある小惑星の類を、
地球近傍天体(Near Earth Object。略してNEO)と言います。
以前、書いたことがあります。
2004年03月16日(火) 「太陽系最遠の天体発見 地球から130億キロ」←地球に大接近する可能性がある天体も沢山あるのです。
正確には、将来、地球に接近するであろう軌道を通っている天体、
つまり地球に衝突するかも知れない小天体です。NASAはNEO専門のサイトを持っています。
Near-Earth Object Programです。
今回、「あわや激突」と新聞は書いていますが、過去においては、もっときわどいのがあって、
2004年3月19日(日本時間)には、今回と同じぐらい、直径約30メートルの天体が地球から4万3000kmの所を通過しました。
自分で忘れていましたが、記事にしていました(当時はブログはなくて、エンピツだけですが)。
2004年03月23日(火) 「小惑星が地球にニアミス」かなり、危なかったですよ。
同じ2004年3月末には、何と上空6,500Kmを「かすめ」たものもありました。尤もこれは直径10メートルぐらいだから、
衝突というか、大気圏に突入したら燃え尽きてしまっただろうと言われています。
2004年9月には、直径5kmのトータチスという小惑星が、地球から155万�劼泙廼瓩鼎�ました。
今回の6万�劼茲褪�かに遠いですが、直径5kmという大きさでは、過去100年で地球に再接近した天体でした。
2004年09月27日(月) 「直径5キロの小惑星接近 29日、155万キロまで」 この大きさでは、過去100年で地球に最接近する天体。
◆小惑星の全てが危ないわけではないのです。
太陽系には、ご承知の通り水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、がずば抜けて大きい星ですが、
それ以外に、小惑星が主に火星と木星の間にゴマンとあるのです。
それで、天文学者がそれにいちいち小惑星番号というのを、付けるのですが、番号が付いているのだけで
昨年末の時点で202,885個もあるのですが、これ以外にも未発見のが数十万個ある、と言われてます。
ただ、小惑星も太陽の周りを周回しているのですが、軌道が地球のそれと交差ないし、接近しなければ、別に問題はないのですが、
軌道が分かっていて、地球の軌道に極めて接近するか、交差して衝突する危険があるものを、地球近傍天体(Near Earth Object。略してNEO)と言う訳です。
NASAにはNEOに関する専門のサイトがあります。
Near-Earth Object Programです。このサイトには将来、地球に接近し、
更に衝突の危険があることが判明している、小惑星のデータが載っています。
と言ってもですね。心配性の方もあまり心配しなくてよさそうですね。
現在、一番「ヤバい」のは小惑星番号29075(1950 DA)と命名されている小惑星ですが、
「ヤバい」といっても、
2880年3月16日に地球に衝突する可能性がある
という、気の長い話です。直径が1km以上もあるので、まともにドカンとぶつかったら、
地球上の生物は全滅するでしょうが、何しろ870年後の事ですし、衝突する確率は0.3パーセントですから、
まあ、どうでもいいようなもんですね。
◆Near-Earth Object Programのサイトは興味深いので、一度ご覧になることをおすすめします。
ということで、「人類最後の日」が近づいているわけではないのですが、
NASAのNear-Earth Object Programは英語のサイトですが、実際にNEOがどういう軌道を通るかのシミュレーションを
ウェブ上で見ることが出来て、ちょっと面白いです。
CLOSE APPROACHESを見ると、今後地球に近づく小天体が網羅されていて、
それぞれがどういう軌道をとおるか、Javaを使ったページで軌道を見ることが出来ます(当然Javaが使えるようにしておかないと、見られません)。
例えば一番最近の2009 DD45を見ると、現在の位置が表示されます。
<<をクリックして、少し過去に溯って(一ヶ月ぐらい)、||をクリックして、止めます。そして、>>をクリックすると一日1秒で「早送り」で、
天体の軌道上の動きを見ることができます。Zoomボタンで拡大したり、右側や下のスクロールバーを操作して見やすい角度に調整します。
再接近した3月2日には、もう、殆ど地球と重なっているように見えます。こういうのが色々あります。
最近発見された珍しいのは、2009 BDという小惑星で、なんと、地球と殆ど同じ軌道を周回している小惑星なんです。
>>をクリックして、動かしてみて下さい。地球と重なっているようですが、実際には距離が結構あります。
また、公転周期(太陽の周りを一周するのにかかる時間)も地球より、4日遅れ。だから、ドカンとなることはまず無いです。
人間にとっては、大変観察しやすい、小惑星ということになります。今年の1月27日(だったと思います)に発見されました。
非常に低い確率の偶然ではないでしょうか。
最初、このサイトの使い方、一瞬とまどうかも知れませんが、理数系が大の苦手の私でも何とかなりましたから、
あれこれ、いじってみると面白いのではないかと思いまして。おすすめです。
それでは、良い週末をお過ごし下さい。
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普段はメールを受け付けているのですが、最近、海外からのスパムメールがやたらと多いので、メールフォーム非表示にしてあります。
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2008年03月06日(木) 「国交省財団、丸抱え旅行 収入の7割強は道路財源」←暫定税率維持が聞いてあきれる。
2007年03月06日(火) 「世界へ好影響、日本がトップ=中韓では「否定的」−BBC国際世論調査
2006年03月06日(月) 【訂正】間違えました。「共謀罪」はとっくに(昨年10月4日)閣議決定されています。
2005年03月06日(日) 「真面目なサイト」は面白い。 国立国語研究所の例。
2004年03月06日(土) 「児童虐待防止法改正、『警官立ち入り』見送り」←どうして?虐待は犯罪だぞ。
2003年03月06日(木) <性犯罪者写真>ネット公示は合憲 米連邦最高裁判決←日本でもこの方法を採用すべきだ。