JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆ガルッピという18世紀、ヴェネツィアの作曲家がいるんです。 正月休みが明けたばかりですけど、今週末は三連休ですから、その前にお薦めCDを、と思いまして。 ◆NHKの担当者と殆ど喧嘩して聞き出したのです。 このCDを手に入れたのは20年ぐらい昔ですけど、大変だったのです。上のリンク先、HMVのユーザーレビューに書いてあるけど、 「教えろ!この野郎!」 みたいに騒いで、漸く聞き出したことを記憶してます。何故かNHKのディレクターって、威張ってるんですよ。 しかし、そこまでムキになっても手に入れたいほど、このチェンバロの音楽が好きだったのです。 何というか、当時は私は若かったのだから、おかしいのだけど、遠い昔を懐かしむような、何とも心がゆったりする音楽なんです。 全部で6曲のソナタが収録されていて、一つのソナタはいくつかの楽章から出来ているわけですが、それがなんと、トラックが切ってないの。 だから、ソナタ聴くなら一曲丸ごとお訊きいただくしかない。演奏時間11分と少し長いかも知れないけど、 多分、かなりの方が気に入って下さる(私が作曲したわけじゃないですけど)と思うのですね。 朝、忙しい方も、ちょこっと最初だけでも聴いてみて下さい。残りは後でゆっくり聴くとして。 ガルッピ作曲、チェンバロソナタ第一番、ヘ長調です。 GaluppiCembaloSonataNo1Fdur 好みはそれぞれですけど、良いでしょ?私は好きなのです。 それまで、チェンバロというと例えばバッハの演奏では、テンポは一定なんですけど、このガルッピで驚いたのは、 ルバート(テンポを意識的に変化させること)するんですね。 こんなチェンバロの弾き方は初めてだったので、とても新鮮でした。 この1番の演奏時間が最も長く約11分。全部で6曲のソナタ、皆良いです。イライラしているときなんか、 何だか、本当に音楽に慰められる気がします。お薦めです。 それでは、 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2008年01月07日(月) 久々に音楽の話だけ、させて下さい。バッハ無伴奏ヴァイオリンのパルティータ3番より「ガヴォット」を色々な楽器で。
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