JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:小泉元首相が引退表明=衆院選に出馬せず、後継は次男(9月25日19時7分配信 時事通信) 自民党の小泉純一郎元首相(66)は25日、地元・神奈川県横須賀市で開いた支援者の会合で、 ◆コメント:この野郎!日本をガタガタにぶっ壊しておいて、テメエは悠々自適かよ。 小泉の外面にだまされて、いまだに分かっていない日本人が多いが、こいつは、首相になるときに 「この選挙は郵政民営化の是非だけを問う選挙だ」 と例のワン・フレーズ・アピールを繰り返し、国民を錯覚に陥れた。 実際には、2005年の選挙期間中から今に至るまで、自民党 政権公約2005が、自民党のサイトには、 公然と掲げられている。この中には、2007年の増税のことも、高齢者に対する別の医療制度の創設(後期高齢者医療制度)の原案も、 盛り込んであるのだ。だが、小泉は都合の悪いことには一切触れず、ただひたすら、 「郵政民営化」「改革を止めていいのですか」 で有権者を幻惑したのである。 小泉率いる自民党が2005年の選挙で絶対安定多数を獲得して、自公連立与党はすっかり図に乗った。 小泉はほどなくして、安倍晋三にバトンタッチしたが、安倍はこの圧倒的に有利な議席数を利用し、 何と、憲法を改正する「国民投票法」と憲法の付属法と言われる「教育基本法の改正」(改悪)を、 野党がまだ質問がある、というのに、強行採決をした。議会制民主主義だから、最終的には多数決で採決されるが、 これほどの重要法案を審議を尽くさないまま、強行採決をする。これは、民主主義とは言えない。ファシズムである。 安倍は、根性無しの癖に、そういうときの傲慢さは、小泉の真似をしたのである。 続く福田は無能であったが、これは好運だった。小泉があれほど声高に叫んでいた「小泉改革路線」は、参院の与野党逆転も 幸いして、一向に進展しなくなった。その替わり、景気対策を誰も主導できないので、日本経済は後退を続けている、と、 日銀も認めざるを得なくなった。 私は2005年9月の衆院選前に、 2005年09月07日(水) 【衆院選】自民党が勝利すると、こういうことが起きる。 という記事を書いた。その中で2007年には増税がある、と書いた。選挙後、嫌がらせメールが沢山来た。 しかしどうだ。昨年1月から所得税減税があったものの、6月から住民税が増税され、小渕内閣から続いていた、 サラリーマン向けの「定率減税」が廃止され、結果、増税となった。書いたとおりでしょう。 2005年9月以降、いや、小泉が内閣総理大臣の座にいる間に、日本はガタガタになった。 これから、選挙まで、細かく検証するつもりだが、「格差社会」の傾向が著しくなったことを否定する人はいないだろう。 障害者や、生活保護世帯から、カネをむしり取る弱い者いじめの政治は、典型的な小泉政治の遺産である。 自殺者は10年連続3万人を超えている。先進国でこんな国は無い。 今度の選挙で自民党を勝たせてはならない。勝たせたら日本は終わりだ。これまでの小泉の日本破壊を肯定することになる。 小泉は、多分、今度の選挙で自民党が負けると思っている。その場合、 「そもそも、自民党に対する国民の信頼が失墜した元凶は・・・・」 と犯人捜しが始まる。どう考えても小泉が槍玉に挙がる。 小泉純一郎が政界引退を表明したのは、そうなって、吊し上げを食う前に逃げ出したのであろう。 政治家ではなくなれば、何を言われようが「もう政治家じゃないから、責任の取りようがない」と逃げることが出来る訳である。 何処までも、姑息な奴だ。 日本を破壊しておいて、自分だけ悠々自適する人間がいて、良いのだろうか。 私は、小泉純一郎衆議院議員の退職金も議員年金受給権も剥奪するべきではないか、と思う。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2007年09月25日(火) 「内閣総理大臣指名の過程」←何処よりも早い衆議院議事録。民主主義は手続きが肝要である。
JIRO
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