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2008年03月28日(金) |
ハイドンのトランペット協奏曲を卓越した演奏で聴いて下さい。 |
◆3月31日はハイドン(1732〜1809)の誕生日です。
やはり3月は書ききれなかったです。
本当は、25日がバルトーク(1881〜1945)の誕生日で、ドビュッシー(1862〜1918)の命日。
26日は、ベートーヴェン(1770〜1827)の命日。
そして、今日はラフマニノフ(1873〜1943)の命日なのです。
しかし、ベートーヴェンはともかく、他の作曲家は選曲が難しいです。
そりゃ、音楽専門ブログで、クラシック・ファンだけしか眼中にない、という人なら何とでもするのでしょうが。
私のは、そういうのではありませんから。
そこで、誕生日が日本の会社の決算期末に当たってしまうハイドン。
当日、書き損ねる可能性が大なので、今日(週末だし)書くことにしました。
◆色々詰め込むのは止めます(今日は)。
今までは、ハイドンの紹介と言ったら、交響曲、弦楽四重奏、オラトリオ、ピアノソナタ、色んなところから拾ってきたでしょうが、
結局、聴き切れない方も多いようなので、タダの一曲に絞ります。
◆フランツ・ヨーゼフ・ハイドン作曲:トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe:1
クラシックのトランペットを勉強する者なら、誰でもこの曲を吹きたいと思い、そのために修業を重ねます。
そして、願わくば、オーケストラの伴奏で、この協奏曲のソロを吹く晴れ姿を夢に見るのです。
トランペットは、ピアノやヴァイオリンのように、星の数ほどコンチェルトがある楽器ではありません。
それだけに、この曲への思い入れが熱くなるのでしょう。
今日は全曲をアップします。どの楽章もそれほど長くありません。全曲通しても15分ぐらいです。
演奏は、ロルフ・スメドヴィックというアメリカ人です。とても音楽的で、楽器がものすごく鳴っています。技巧は完璧です。
因みに、スメドヴィック氏は、この日記・ブログで何度名前を書いたか分からない、モーリス・アンドレに師事しています。
上手いトランペット奏者に共通することですが、高音域(この曲は、普通のB管というトランペットで吹くと、最高音域が多いのです)
でも、音が硬く、刺激的にならないのです。
第一楽章です。再生開始後3分23秒の高い音は、B管の最高音よりも短三度(一音半)高い音です。
ダウンロード HaydnTrumpetConcerto1.mp3 (8961.5K)
カデンツァ見事でした。師匠のモーリス・アンドレのカデンツァを元に自分で書いたようです。
第二楽章です。とても穏やかな音楽です。
ダウンロード HaydnTrumpetConcerto2.mp3 (5361.4K)
技術的には簡単ですが、こういう楽章に音楽家の芸術性が現れるのです。
第三楽章です。
ダウンロード HaydnTrumpetConcerto3.mp3 (7760.2K)
華やかなフィナーレでした。実に美しい曲であり、演奏だったと思います。
これは、HMVにもTOWER RECORDSにもあるようですね。
今日はハイドンの協奏曲だけを聞いて頂きましたが、ロルフ・スメドヴィック氏は大変上手いので、他の曲、フンメルとかタルティーニ(これが特にすごい)など、
全て、トランペットに興味が無い方にもお楽しみ頂けると思います。
それでは、失礼を致します。
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