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2005年03月28日(月) |
「全頭検査見直しを了承…BSE対策で専門調査会」 アメリカの牛は正確な月齢が分からないのだよ。 |
◆記事:全頭検査見直しを了承…BSE対策で専門調査会
内閣府の食品安全委員会プリオン専門調査会(座長=吉川泰弘・東大教授)は28日、BSE(牛海綿状脳症)対策として2001年10月から実施している国産牛の全頭検査を見直し、検査対象から生後20か月以下の牛を除外することを了承した。
早ければ31日の食品安全委に報告書を提出。同委は一般からの意見募集を経て、4月下旬にも厚生労働、農水両省に答申する。
その後、同委員会は米国産牛肉の安全性について、米側が主張する肉質による月齢判別方法などの検証を行う意向のため、米国からの輸入再開の時期は今夏以降となる見通しだ。
◆コメント:腰抜け日本政府。
私は、もうこの国、嫌だな。というか、この世がどうでも良く思われてきた。
「日本」という私の祖国は、アメリカがイラクで人殺しを始めて、「手伝え」と云われれば「かしこまりましてございます」と、奴隷の如くかしずく。
今度は、アメリカの牛肉を輸入するのかい?
アメリカの牛肉はBSEの管理なんか殆どしておらず、一目でBSE感染が明らかな、足がフラついているような牛も食肉として処理していたんだよ。
我が国は全面禁輸措置を取って対抗していたが、アメリカにちょっと突っつかれるともう信念がぐらつき始めた。
ライス(国務長官)なんて、あの、やぶにらみの黒い女がやってきただけで、ひれ伏してしまった。
今回、国産牛の全頭検査を止めるのは、アメリカの牛肉の輸入を再開する為の布石であることは、もう、書くのも嫌だが、そういうことなのだ。
◆21ヶ月の国産牛が感染していた例があるのです。
何故、20ヶ月以下の牛は検査対象から外していいのか?
国産牛の全頭検査が開始されたのが、2001年9月。折しも、今日、16頭目の感染が確認された。3年半で16頭。しかし、2003年11月4日には生後21ヶ月の国産牛のBSE感染が確認されているのだ。今までの16頭の中で、最も若いのが21ヶ月だから、20ヶ月以下は検査しなくてもいいだろう、という論理は承伏しかねる。今まで、20歳以下の感染牛が見つからなかったのは偶然かもしれないではないか?
内閣府は、「20ヶ月以下の牛はBSEに感染しない」と断定できる、統計だけではない、科学的、合理的な根拠を、国民誰もが分かるように、易しく説明するべきである。
◆アメリカの牛は月齢なんて分からないのだぜ?
海外で仕事をしてみると分かるけれど、こういうところは、本当に、アングロサクソン民族というのは、丼勘定なのだ。
日本人は几帳面だから、畜産業に携わる人は、ごく当たり前のこととして、一頭一頭の牛の出生日を記録・保存している。
なんと、アメリカは、一切、そのような記録がないのだ。肉や骨の発達具合から、推定しようとしているが、信頼性に乏しい。
あいつら、絶対、「この肉は全て20ヶ月以下の牛の肉だ」と平然とウソをついて、本当は何歳の牛のものか分からない肉を送ってくる。
◆はっきり言うが、アメリカの白人にはracism(人種差別意識)がある。
アメリカ人に向かって、「おまえら日本人をlook downしてるだろ?」と訊いてごらんなさい。
口角泡を飛ばして反論してくる。
それこそ、差別意識がある証拠である。
差別意識は普段無意識下に抑圧されているから、それを突然指摘されると、また意識下に閉じこめるために必死になるのだ。
イラク戦争を始めるまでの経緯を描いた、攻撃計画という本を読んでみるといい。
日本のことなんか、ただの一行も出てこない。もう辞めたが、パウエル国務長官とか、アーミテージ国務副長官が日本に来たときだけ、如何にも、大切な友好国なんていっているが、普段は、日本など、まったく米国中枢部の意識に無いことが、良く分かる。
◆これほど、我が国を軽視する国の機嫌を取るために、国民の健康を危険に晒すのだね?
かつて、(当時の)厚生省は、HIV(エイズ)ウィルスに感染している可能性が高い血液製剤を、危険だと知りつつ、使用禁止にしなかった。エイズの治療法が無いことを知っていたにもかかわらず、である。
血液製剤による肝炎も同様である。かならず、感染者が出るに決まっている危険な薬を、放置していたのだ。
この国の指導者は、国民の生命・健康よりも、アメリカ合衆国大統領に気に入ってもらうことの方が重要なのだ。
ふう・・。もう、どうでもいいや。疲れた。
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