JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:イージス艦「流出情報は共有パソコンに」…下士官が供述 海上自衛隊のイージス艦情報流出事件で、特別防衛秘密(特防秘)の流出元とされる 「(特防秘の)ファイルは、共有パソコンに保存してあり、誰でも見ることができた」 と供述した。 県警などは、28日の「しまかぜ」への捜索で、共有パソコンを確認するとともに、保存された経緯について調べる。 ◆コメント:笑い話じゃ済まないのですよ。 イージス艦とは、世界でもアメリカ、日本、ほか、数カ国しか所有していない、現在の最高峰の技術、つまり防空能力を持ったフネなのです。 「誰でも見ることが出来た」 というのです。 いまや、日本の国防の手の内は世界に知れ渡ってしまったのです。日本は丸腰でいるに等しいのです。 イージス艦を一隻建造するのに要する費用は約1,300億円。四隻で5,200億円の血税を投じているのです。 5,200億円をドブに捨てたも同然です。 どうして誰も責任を取らないのか。何故国民に謝らないのか。 この事件が発覚したのは、今年の三月末でしたが、それ以前にも自衛隊の情報流出は、数え切れないほどありました。 どうせ全て報道されることは有りませんから、実際にはすさまじい頻度で日本の防衛に関する機密情報が、流出していると思われます。 日本の「軍隊」は、情報の管理に関して、戦争から半世紀以上経っても、全く進歩していません。 真珠湾攻撃の計画の全ての内容を、ルーズベルトは米軍情報部からの報告で知っていました。 山本五十六連合艦隊司令長官の載った飛行機が敵機の銃撃を受けたのも、事前に飛行予定、飛行計画を、 米軍が全て傍受、解読していたからです。そのころから、全然進歩していないじゃないですか。 私は、日本を戦争を出来る国にすることは絶対反対ですが、 今のような状態では、自国を「防衛」することすらおぼつかない。 安倍首相は改憲して、日本を戦争が出来る国にしようとしていますが、 こんな「いい加減な軍隊」でどうして戦争が出来ると思うのでしょうか? 一般国民は軍事に関して特に詳しくないので、イージス艦の情報が漏洩した、と聞いてもピンと来ない。 それを良いことに政府は、事の重大性を説明しない。 大新聞も説明しない。 私が、この話(自衛隊の情報流出。即ち情報管理の驚くべき杜撰さ)に関して何度も書くのは、そのためです。 読売新聞によると、昨日の内閣改造後に世論調査したら、内閣支持率が少し上昇していたそうです。 人々は、もう少し色々な物事を良く考えるべきだと思います。 【読者の皆様にお願い】 駄文をお読みになり、お気に召した場合、エンピツの投票ボタンをクリックしていただけると、幸甚です。 画面の右下にボタンがあります。 よろしく御願いいたします。
2006年08月28日(月) 「加藤氏実家放火、首相『暴力での言論封じ、許せない』」←何故、このコメントが出るまでに13日もかかるんだ?
JIRO
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