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re-invention



 それだけではいけない

今日の授業は入試問題演習。
呼吸法でリラックスさせて,スタートさせる。

午後は生徒と私学協会に所属していない通信制高校巡り。
通信制ながら,通信制だけではないところは,
何とも複雑。
とはいえそれぞれに特徴があり,
求めている生徒も,どう育てていくのかも
授業やクラスのあるなしなどを含め,
かなりの違いが見える。
きちんとした理念なしでは,
学校の経営は成り立たない。
生徒を前にしての現実の苦しさは,どこでも同じ。
それだけに,
ここにビジネスモデルを見いだした人の凄みも感じる。
教師一人一人の個性やキャパに
ずいぶん委ねられている部分もあるが,
分限もはっきりしている感じ。
対応していただいた責任ある方々は,おそらく自分より若い。
公立高校教員の普通のキャリアでは
勤まらないだろう部分をたくさん感じた。


振り返ってみて思うのは,
自分の授業のあり方。
生徒同士を関わらせることは,
もちろんいろいろな力をつけることになるのだが,
ペーパーテストができることとは直結しない。
問題を自分で読み解く部分が欠落している生徒も
他のサポートで授業にはついてくるし,
楽しいムードも生まれる。
でも,ここへ来て,
それだけではいけないと思い始めてきた。

2009年01月22日(木) しかけを幾つか入れて
2007年01月22日(月) 面白さは人それぞれ
2006年01月22日(日) 人が育つには
2005年01月22日(土) 目指すものは何か
2004年01月22日(木) 図形と関数の融合


2010年01月22日(金)



 困難に対して

円への応用と,特別な直角三角形をと思ったが,
作図に時間がかかり,あっさり円のみに絞る。

作図については,再度,総復習をしたい。


生徒たちを見ていると,
持久力というのか,耐える力が弱い。
(自分もそうなのかもしれないが)
困難に対して,そこから学ぶという発想がない。

ゲームにせよ,ネットにせよ,
深い思考は必要なく,
自分の反応に対して,
すぐに答えが出るものに慣れていると,
じっくり考えることに対し拒否反応が出るのではないか。



2009年01月21日(水) 実データでは使えない手法
2007年01月21日(日) 丸一日掛けた結果が・・・
2006年01月21日(土) 学ばせていただくことばかり
2005年01月21日(金) 支えて支えられて
2004年01月21日(水) 謙虚に前向きに


2010年01月21日(木)



 紙を折る場面での問題を考える

紙を配っての授業。
縦8cm,横12cmに切らせて,ノートへ貼らせ,
手始めは対角線の長さを求めることから。

対角線の2頂点が重なるように折るとき,
「どんな問題が考えられるか」を考えさせる。
問題を考えることは,どうなりそうかを予測することでもある。
図から,何が読み取れるのか。
おもしろいけれど,案外に出てこない。
それでも,いくつかの長さや,
図形の形,相似や合同を問うものが出る。
折り目を作図するには・・・という基本的な問いを
スタンドアップで行い,あとはそれぞれに取り組ませてみる。
実物大の良さは,おおよその答えを実測で確かめられること。
こういう当たり前を大事にしていきたい。

ノートはこんな感じに。


振り返りカードもこんな感じ。

2009年01月20日(火) 
2007年01月20日(土) 再びHDD換装に挑戦
2006年01月20日(金) さらに「何で」と聞くことができれば
2005年01月20日(木) きっかけがあれば誰もが輝く存在
2004年01月20日(火) 思いがけず


2010年01月20日(水)
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