2014年のクリスマスイヴ。娘はグーグルのサンタ追跡を見ながらワクワクしていた。
カウントダウンをして「もう、100個プレゼント配ったらしいよ!」と逐一報告。テンションが高過ぎて大変だった。グーグルのサンタ追跡を追うのは私も初めての体験。こういうお遊びっていいものだなぁ……としみじみ思った。
……と。サンタ追跡の画面に「トナカイがお腹を空かせている! 誰か人参を…」とメッセージ。娘は本気にするだろうなぁ……と思っていたのだけれど、特に反応するでもなく、いつもの時間にベッドに入った。娘は私が思っていたよりもメルヘン体質では無いんだなぁ……と思っていたら、寝る寸前に「トナカイさんって、人参食べるのかな。お腹空いたら走れないよね……」と言い出した。
娘と相談した結果「ベッドに人参を置いてもわからないと困る」との結論に達し、ベッドの横に折りたたみの小さな机を出して、紙皿を置きその上に人参を置いて寝ることにした。なんだかお盆の御供のようだった。
夫が帰宅して、深夜人参を回収。代わりにプレゼントを設置した。
娘はプレゼントが楽しみ過ぎて午前4時起床。人参が無くなっていた事に感激し、プレゼントがちゃんと届いたことに感激していた。今年のプレゼントは「お姫様みたいなピンクのドレスとティアラ」だったのだけど、娘が想像していた以上に素敵だったらしく、朝食後は家の中でしばらくの間ドレスを着て過ごしていた。
そんなこんなで今年のクリスマスミッションは完了した。サンタクロースの存在をいつまで信じているのか分からないけれど、信じてくれている限りは付き合ってあげたいと思う。良いクリスマスだったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。